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飛龍十番勝負の第四弾、『おとなの部活動VSひなの屋』が決定!マッチメイクしたのは、愛媛のドンキングこと猛獣使いマサヒコ・フジタ。今回はいつものオフィシャルな戦いではなく、『おとな』メンバーの有志+αの連合チームですが、その分セメントマッチ!我々が西条市丹原町にある『ひなの屋』さんの工房に乗り込む事になりました。私は今までご面識がなかったのですが藤田機関によると、主はそのやわらかい名前からは想像も出来ないほどに剛の者であるらしい・・・。
今回もマサヒコフジタの愛用する軽トラに同乗させていただき戦場となる西条市へと向かったのですが、その道中で散々『ひなの屋伝説』を聞かされる私。重たいポン菓子機を小指で持ち上げたとか、ひと口でポン菓子を100袋も喰らうとか、その口は耳元まで大きく裂けて「ポン菓子好き?」と訊ねてくるとか、怪しい組織と手を組んで世界征服を狙っている云々。その結果私の頭の中では、ポン菓子を作る時の衝撃音と相まって『人間爆弾』こと山本小鉄の姿が浮かんでは消え・・・
あるいは、『金髪の爆撃機』ことグレッグ・バレンタイン。もはや、丸太ン棒のような腕で、ポン菓子を操る筋肉質の鬼のような形相の巨人が我々の前に立ちはだかるイメージを払拭する事が出来ません。私の恐怖心が最高潮に達した頃、車は非情にも工房へ到着。まだ他のメンバーが揃っていなかったため、どうせ鬼の刃に落ちるのならば全員揃ってからにしようと、店に入らず表で待っていると、不意に鬼が、いや主が店から出て来て不測の初対面!あれ?鬼でも巨人でもないぞ!?
次第にメンバーが揃い、全員でひなの屋の暖簾をくぐると、そこには先程見かけた常人っぽく見える男性の姿が・・・。見えていたように思えていたが実はあれは幻だったのではないかと猜疑心に満ちている私をよそに、私以外のメンバーは何の畏れも疑いもなく普通に会話を進めます。みんな気をつけろよ~!これは仮の姿であって、いつ優しい羊の顔を剥ぎ取って鬼が本性を現れるかもしれんぞ~!とドキドキしながらも近づく私。もしや精密正確でならすフジタ機関の情報に誤りが!?続く・・・
先日、流浪の映像詩人・長岡マイルさんがそれぞれの企業のものづくりの現場をフィルムに収めている撮影風景をご紹介しましたが、その『えひめのあるくらし』のプロモーションビデオが遂に完成しましたので、交流会の場で郡上の皆様にもご披露させていただきました。個別の仕事の事を話すのに夢中で、猛獣使い不在の中で『えひめのあるくらし』についてはうまく説明ができていませんでしたが、まあ百の言葉よりも3分の映像が、その取組を雄弁に語ってくれています。
さて、一方的に『えひめのあるくらし』メンバーが思いのたけを喋ってしまい、予定していた交流会の時間を使い切ってしまったため、場所を移してお酒を酌み交わしながらの夜の交流会に突入。飛行機に乗りくれた私以外のメンバーは、昼間に郡上名物のオリジナル手ぬぐい作りなどを体験していて、それなりに郡上の皆様とも言葉を交わしていた様子ですが、私は正直名前と顔が一致する間もなく、乾杯~♪ 酒の力もうまく使いながら『愛媛と郡上のおとなの交流』は進んでいくのでした。
交流会はこの日だけで、明日は愛媛のメンバーもそのまま愛媛に帰らずにめいめいが次の目的地に向かうのですが、私は翌日は木材市場の下見。たまたま、出していただいた地酒がそこの市場の経営者の一族の方と関係がある酒蔵だとかという事で不思議なご縁を感じながらも盃を重ね、気がつけばもうすぐ日付が変わる頃。数時間まで赤の他人だった郡上の皆様とも熱いトークをさせていただき気分はすっかり旧知の友人。他人と昵懇の仲になる時間も年々短くなってきたような・・・
暗闇に包まれ、小雨の降る郡上の街は、着いた時とはまた違った風情と趣きがあり、誰もが名残惜しんで雨の中、傘を差したまましばらく店の前で立ち話。3年前のあの日、ひょんな事から始まった、遠く離れた愛媛と郡上の交流会。お互いの商品がそれぞれの地で販売できたり、このご縁がやがて違う形でも花開けばいいねと妄想は尽きませんが、これとてあの日に交わしたほんのひと言が引き金となって実現した事。ひとが強く願う事はいつか必ず実現するのだと郡上の雨に想うのでありました。
軽い打ち合わせを終えると早速本番。会場となった『糸カフェ』さんの店の奥には、店の外からは想像もできないような広い座敷間がありそこに舞台をしつらえていただいておりました。我々愛媛のメンバーがスクリーンを背に座らせていただき、郡上の皆さんと対峙してお話させていただく事に。『地方モノづくり最前線 えひめのあるくらし研究所に学ぶ』なんて大仰なタイトルをつけていただいてはいますが、個人プレイに走ってしまうメンバーに連携プレイなど出来るのか?!
まずは愛媛からそれぞれの企業の仕事の内容などについてお話させていただく事に。本来「俺が俺が、私が私が・・・」というのが良くも悪くも『えひめのあるくらし』の神髄。しかし今回はチームとしてのパフォーマンスも必要というわけで、トップバッターは、『えひめ』の最年少にして、実はもっともしっかりしているバランス感覚の取れた『突貫小僧・骨を切らせて肉を断つ!』こと岩下沙矢香。まあひとり軽く5分程度でという事でしたが、律儀にもストップウォッチで計る彼女。
もっともっと喋りたかったはずなのに、スライドを使ってしっかりと5分でyaetocoの仕事内容を説明、さすが『おとな』!いつも思うのだけれどとても入社2年目とは思えない貫禄っぷり。自分のその頃と比べると本当に恥ずかしくなるばかり・・・。そんな場の空気をしっかり読む岩下に続く2番手は、『ボスニア(本当はリトアニア)帰りの女帝』こと帽子千秋。どうせ空気は読むまいと思っていたものの、案の上マイペースで喋り倒す!良くも悪くも決して軸はブレない!
手掛けられた大洲音頭のエピソードまで情感たっぷりに帽子ワールドを展開。20分以上は喋ったかしら・・・そして次は私の出番、普通、ここは時間を調整するためにも巻いて喋ろうかと思うものでしょうが、生憎そんな殊勝な人間ではなく、千秋が20分なら30分は喋らねばと負けず嫌いが首をもたげる。この、誰よりも自分が目立たねば~!という『えひめのあるくらしイズム』はこの後の杉浦夫妻にまできっちりと受け継がれ、予定のほぼすべての時間をええひめが使い切る!
まあ折角郡上まで来ているんだから喋らせてもらわないと、なんて誰も悪びれないところも『えひめ』のチームカラー。郡上の皆さんの反応など一切顧みることなく、己が言いたい事だけをひたすらに自分のペースで喋り続けた5人。その後で付け足したように、えひめのあるくらしの活動について、断腸(団長ではない)である私が年長者として少しだけ(?)触れさせていただきましたが、やはり熱い思いを持つ『個』が輝いてなんぼの集団なのだから、これでいいいのだ〜!!
以前に何度かご紹介してきましたが、3年前の東京のギフトショーで出会った岐阜県郡上八幡市の『郡上ものづくりプロジェクト』の皆様方との交流会がいよいよ実現される事になりました。愛媛と郡上でそれぞれホーム&アウェイ方式でやりましょう〜という事で盛り上がっていましたが、今回は『えひめのあるくらし研究所』チームが郡上に乗り込ませていただく事になりました。ところがその日の朝から飛行機に乗り遅れるという大失態をやらかしてしまいました!!
交流会そのものは、夜からのスタートという事でしたので、次の便に飛び乗ってどうにか重要な会そのものには間に合ったものの、雨で飛行機の到着時間も遅れて、セントレアから名古屋駅、そこから郡上へと乗り継ぐ予定だった電車やバスもずれてしまい、会までの時間を使って予定していただていた郡上の街の中でのワーキングショップには私独りだけ間に合わず大変御迷惑をおかけしてしまいました。郡上の街は、歴史のある家並みが軒を連ねて、何とも趣きのある佇まい。
とりあえず慌ただしくも宿に駆け込み、会場となる『糸カフェ』さんへ。『郡上ものづくりプロジェクト』のメンバーの皆様方のご機嫌を伺うべく作った愛媛側のメンバー表とプロフィール。そして私の入魂の各メンバーへの愛情とプロフェッショナルとしての尊厳のこもっとキャッチコピー(※最終的には、猛獣使い・藤田雅彦氏からのダメ出しがあり一部改訂)。いまだかって初対面の相手に対してこれほど、挑発的で慈愛に満ちたメンバー紹介があったであろうか?!いや、そんな不遜な奴らはいないでしょう。いない、いないからこそ我々が郡上まで乗り込んでくる意味があるというもの。突貫小僧、フランス帰りの女帝、木材変態フェチ野郎、白磁の破壊王、白い呪術師・・・我ながら惚れ惚れするネーミングです。更に猛獣使い、リトルナパームまで加わるわけですから・・・ここはプロレスのリングかサーカスかと見まがうほどのモンスター達の夢の饗宴。さあいざ、その幕が上がる~!!
その前に余談ながら、事前に駅で郡上土産をゲット。こういうイベントや会議などを今までに散々重ねた経験上、当日の夜は深夜遅くまで懇親会、翌日はまだ店のシャッターの開く前に移動してしまい、結局地元のお土産を買いそびれるというパターンを回避するために、現地に入ってまず先にその土地のモノを買っておく。またその事によって地の特産品や文化、歴史を学ぶ事にも繋がったりと一石二鳥。そんな郡上の土産と言えば外せないのが『名宝ハム』でしょう!明日に続く・・・
えひめの猛獣使い・藤田雅彦氏との会談を終えた狩野顕さんは、その日開かれていた『えひめのあるくらし』の定例会に参加。私と藤田さん、高瀬くん(Yaetco)は、2年前の東京のギフトショーでお会いしてからの付き合いですが、本日初対面のメンバーもいて簡単な挨拶の後、いつものようにゲストをゲストも思わないような、また狩野さんもずっと前からそこに座っていました的な空気を漂わせながら会議は進行。当日は議題が多く、なかなか郡上の話にまで辿り着かず・・・。
ようやく会議後半で郡上の話になり、まずは狩野さんから『郡上ものづくりプロジェクト』とは何ぞやという話をしていただきました。愛媛と岐阜という距離感はあるものの、ギフトショーで一瞬のうちに理解し合えたほど『地域で異業種によるものづくり』という根っこが似ている事もあって、えひめメンバーもすぐに理解。具体的に郡上で作られている商品をご披露頂き、「キャー、これ可愛い~」と女子が飛びつきます。まさに女子並びにご婦人方の琴線に触れる商品ばかり。
9月にはチームえひめが郡上八幡にお邪魔させていただく事になり、ここに飛龍十番勝負の大三幕『おとなの部活動VS郡上八幡モノづくりプロジェクトIN郡上八幡』が決定!これを『おとなの部活動の修学旅行』と捉えて宿の部屋割りや交通手段をどうするこうすると大いに盛り上がるえひめメンバーにとって、まだ見ぬ敵に対する畏れは皆無!この能天気なほどのポジティブさこそ、おとなの部活動最大の強み。夕方に会議を終えて、狩野さんを誘って二人で夜の街へ。
思えば二年前のギフトショーで、ホーム&アウェイの交流会をしましょ~なんて軽口を叩いてから、本当にそれが実現する事になったのですから、『ひと、強く望めば大抵の願いは叶う』を実感。途中から郡上八幡と愛媛では縁もゆかりもありませんが、地域と地域の結びつきって結局人と人の結びつきでしかないので、こんな小さな事例から強い結びつきが生まれていくのかもしれないなんて予感を感じつつ、途中から猛獣使いも加わり、しみじみと思い出に浸りながら盃を交わしたのです。
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