森のかけら | 大五木材


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DSCF1528すっかりネタが古くなってしまいましたが、『森のかけら』の育ての親お二人が揃って事務所の移転です。一足先に移転したのは、パルス・デザインの大内さん。詳しくは以前にこのブログでもご紹介させていただきましたが、事務所が少し近付いたせいで頻繁に伺わせていただいております。それに遅れること数週間、エス・デザインスタジオの佐野さんも市内宮西町に事務所を移されました。とにかくお忙しいお方で、片付けもままならないほど仕事やら講義やら出張やら、いろいろな物が山積しています。 当日は、何かに憑かれたように一心不乱に作業に打ち込まれていました。この正体は後日!

20100210 佐野さん パリからの更新その佐野さんは、先月仕事でロンドン、パリに出張されていました。出張先の話は、佐野さんご自身のブログで詳しく報告されていますので、是非そちらもご覧下さい。宇和島の真珠関係のお仕事で視察に行かれていたようですが、そこから話がどんどん膨らんでいきそうなので、我が事のように楽しみです。教え子が師匠の仕事に口を挟んで出過ぎた真似をしてしまいましたが、ご活躍を祈念しております。なによりも体を壊さないようにお気をつけ下さい。

 

IMG_2401前振りが長くなりましたが、本題はここからです。佐野さんから、現地のノミの市で戯れにこんな物を買ったんですと、ある物を見せていただいきました。右画像のアンティークのスケール、折りたたみ式の定規です。不思議な構造ですが、デザインがシンプルで洗練されています。下のようにパチン、パチンと折ったり畳んだりして使うようです。何より味わいがあります。精度?そんな不粋な事を言っちゃいけません! 真鍮と木を組み合わせて作られています。

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100205_1053~0001黄色くくすんでいるが何の木に塗装しているのだろうと眺めていたら・・・!こういうのを本当に僥倖と言うのでしょう!まあ、それをこんなに喜ぶのは私ぐらいでしょうが。佐野さんは私の驚きの意味が分からず、不思議そうに苦笑いをされていました。それはそうでしょう。この古びたスケールに刻まれた消えかけの文字が幾つか彫ってあります。その中に、少しかすれてはいるものの、しっかりと〔BOX WOOD〕と英語のスペルがあるではありませんか!黄色く塗っていたのではなかったのです。こ、これは・・・!この運命的な邂逅(かいこう)の結末は・・・

たっぷりともったいをつけて明日に続きます。




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