森のかけら | 大五木材


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R0017286なるべく1日完結を目指してまとめるようにします!先週、松山市内の小野中学校にて『木の話』をさせていただく機会がありました。愛媛木青協で、小学校や幼稚園に『どうぞのいす』を配り始めた4,5年前は学校に入るのも緊張したものです。悪い事をしている訳でもないのですから堂々と入ればいいのですが、妙にオドオドして余計怪しそうに見えたのかもしれません。そんな経験をたくさん積ませていただいたお陰で今ではすっかり『学校』にも慣れました。小野中学校にはこれで3年目の「登校」です。

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正門入り口に達筆で立派なお言葉が掲げられていました。立ち止まってじっくり読ませていただきました、う~ん含蓄のあるお言葉です。肝に銘じて、いざ本番です。小野中学校は数年前から、キャリア教育「職業科」推進事業として、さまざまな分野の職業の方を講師として招き、1年間を通して講義を受けるという取り組みをされています。私が声を掛けていただいたのは、『ものづくりに関わる仕事・私のイスづくり』の一部で、この後、家具職人さんによるイス作りを体験するのですが、その前口上としての「木の話」です。

3木工以外にも新聞、砥部焼き、演劇、テレビ局、スポーツ、保育などさまざまなジャンルの『職業の達人』さんが集まり、子供達が自由に興味のある分野を選択できるシステムのようです。以前に別の小学校でも同じような体験をさせていただきましたが、他の学校でも取り組まれているのでしょうか、とても面白い授業だと思います。残念ながら、私は『達人』ではないのですが、お声を掛けていただけたので精一杯頑張らせていただきました。既に3回目ですから、小道具の仕込にも余念はございません。なんとか飽きさせずに2時間集中させねばなりません。

1 (2)子供相手に「木の話」をするのは、こちらとしてもとても勉強になります。いかに専門用語を使わずに簡略に本質を伝えられるか、これは難しいです。改めて『先生』という職業の偉大さに打ちのめされそうになりながらも必至に喋りまくりました。ああ、気がついたらいつもの早口で、支離滅裂・・・。うまく喋れるぐらいだったら別の職業に就いていますから、そこはご勘弁していただき、なんとか『興味』をキープするように奮闘。私は実技なしですので、さすがに話だけで2時間は子供達が飽きてくるので小道具の登場。

31時間目の「木の話」は、以前に作った漢字パネルを使いましたが、2時間目はその話を基に【円い森】を使っての「木の名前当てクイズ」です。名前を隠してあるので、手触りや匂い、木目を見て、話をヒントに名前を探っていきます。いいですね~子供達は夢中になって木に見入ります。形はどうあれ興味を持つという事は大切だと思います。『木の達人』には遠く及ばない『達人の卵』の拙い話でしたが、素直な子供達に助けてもらってなんとかお役目を全うすることが出来ました。教えることも難しさをたっぷり教えていただいた実りある1日でした。




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