森のかけら | 大五木材


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小寺卓也1これも先週の話なのですが、以前に1度ご来店いただいた北海道在住の森の写真家・小寺卓矢さんが再び愛媛にやって来られました。小寺さんは不定期に車で本州、四国に上陸され各地を回られてワークショップ&スライドショーなどを開催されています。今回も、京都や岡山などの回る数日間の旅の1つとして愛媛にも立ち寄っていただくことになりました。17日の昼間は、親子で楽しむ写真絵本作りをされたのですが、私は仕事でそちらには参加できず、夜の部のみの参加。夜の部は自宅にてスライドショー上映会です。

小寺卓也2

帰宅すると既に多くの親子連れが我が家の座敷に集合されていました。暗幕を設置して、ホームシアター的状況になっておりました。照明を落とすと、真っ暗闇の中で、北海道の美しい自然が映し出され、荘厳な音楽が流れ、小寺さんのナレーションがかぶります。手元の本を読むための小寺さんを照らす光と北海道の美しい映像が並ぶ構図が画になります。白銀の中にそびえる木々や美しい新緑の季節が幻想的です。ああ、いいなあ~また北海道に行きたくなりました。

 

小寺卓也3まだ未就学のお子さんから、小学校低学年の子供達が中心でしたが皆熱心に映像に見入っていました。昼間のワークショップから参加しているせいで連帯感が生まれているのでしょうか?単純に興味のあるものには集中するものなのでしょう。先日の中学校の木の授業でも感じましたが、一定の時間子供達の関心を持続させるのは容易なことではありません。そこは経験豊富な小寺さん、大人の鑑賞にも耐えうる内容でありながら、子供も飽きさせません。絶妙のバランスで進行されていきます。 

小寺卓也4

森う木の映像ばかりでなく、森の動物・モモンガやリス、シカなど北海道の動物達の姿も映し出されます。更に子供達の目は釘付けになります。リスが齧ったクルミとか、動物達の糞とか生々しい写真がいいです。更に小寺さんがご自分の絵本を読まれるのに合わせて、画像が映し出され、スライドショーはいよいよクライマックスを迎えます。落葉広葉樹の多い北海道の山の林相は、四国のそれとはかなり違って見えます。やはり四国は針葉樹の森だと再認識。

 

小寺卓也5スライドショーの後は、小寺さんが北海道からわざわざ持ってきていただいた『森の宝物』をご披露いただきました。森にあるのは綺麗な物ばかりではありません。中にはシカの頭部の骨もありましたが、それら全てが森の真実です。映像に出てきた、リスたちが齧ったクルミやシカの角など、大人も子供も興味津々で触ったり匂いを嗅いでみたり。その中に巨大な『サルノコシカケ』がありました。子供二人で持て余すほどの巨大な物でした、これはデカイ!

 

小寺卓也6

立派なオスジカの角もあり、我が息子が代表して角を装着していただき、晴れ姿(?)です!まるで奈良の平城遷都のキャラクターの『リアルせんとくん』です。しばらく付けていればもっと男らしくなるでしょうか?その後、小寺さんへの質疑応答があり、これにて小寺さんのワークショップ&スライドショーは終了です。昨晩から自宅に泊まっていただいていたのですが、何もお構いも出来ませんでしたが、本当にお疲れ様でした。小寺さんは翌日は高知県に向かい、『コッコ・サン』の所で白土〔龍馬〕棟梁と『森の写真家と棟梁の本音トーク』と銘打ったイベントに望まれたようですが、その模様については、小寺さんと弊社を結ぶつけていただいた高知在住のライター・藤川満さんのブログを是非ご覧下さい。大いに盛り上がったようです!小寺さんの無事北海道に戻られたようで、本当に長旅お疲れ様でした!是非次の機会を楽しみにしています。

 ★藤川満さんは、アウトドア雑誌『BE-PAL』に【森のかけら】の記事を書いていただいて以来のお付き合いです。全国各地で面白い人と人を結ぶ活動を精力的にこなされています。




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