森のかけら | 大五木材


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20100816 ②このブログにも何度も登場していただいた愛媛県経済労働部産業支援局蘆田(あしだ)和也局長㊨が、このたび関東の方に転勤になることになりました。新たな赴任先は川崎のNEDOとの事です。「愛媛でワールドカップを2回観れた」と言われてましたが、4年というのは異例の長さだったようです。しかし、そのお陰で表面だけではない深いお付き合いをさせていただきました。そもそも蘆田局長との出会いは、愛媛県の『デザイン活用売れるモノづくり支援事業』の採択のプレゼンテーションの場でした。あれから約2年、その時はこういう事になるとは想像もしませんでしたが、人の縁とは不思議なものです。その後は、私個人というより、愛媛木青協の一員として接点が生まれ、こちらからも半ば強引に接点をこじあけながら(!)定期的に意見交換をする場を設けていただき、現在まで良好な関係を築かせていただいています。

 

20100816 ①

しれまでほとんど無縁であった県の経済労働部との扉が開いたという事は、愛媛木青協にとっても大きな進歩です。何度も繰り返し言ってますが、これからの時代、ただハードとして木を伐採・製材・加工して木製品を販売するだけではなく、山林というフィールドや木育、木の物語といったソフト面をもっとPRして訴求し、これを経済活動に結びつける事が大切になってきます。ただ理念だけを語っても何の後ろ盾もなければ人を説得できませんでしたが、経済労働部の皆さんとのご縁から一気に話が進展し始めました。

 

3理解してくれる仲間がいる」という喜びは、愛媛木青協で骨身に沁みていましたが、同業者を越えた別の分野でそういう関係が築けたということは何よりもありがたい事だし、まさに目から鱗がはがれるようなインパクトもありました。古い体質に慣れてしまい頭も硬直化して、次の一歩が踏み出せなくなりそうな状況でしたが、この1年で新メンバーの大量入会も含め、劇的に変化しています。信じられないくらい飲み会の画像が多く、本当に真面目な会議をしているのかと疑問の目で見られる方がいらっしゃるのはもっともな話・・・というぐらい、お酒の席が会議とのセットになっています。これは、愛媛木青協の伝統であり決まり事ですので、否応ない話なのですが、行政の皆さんもお酒が嫌いでないない方ばかり。お互い人間ですもん!やっぱり本音で喋んないと信頼関係は生まれませんよね~。

 

7大阪で痛飲して以来、ちょっとお酒は遠ざけてました(あ、そうでもないか・・・)が、今宵は蘆田局長の送別会。飲まないわけにはいかんでしょう!別に私が飲まなくてもよかったのですが、それはそれ。派手やかに送り出さねば!経済労働部の皆さんとの懇親会の定番『なが坂』にて、9名の男女が集まり送別会の幕が開きました。蘆田局長は転勤が決まって以来、毎晩送別会が続いていて、だいぶお疲れのご様子でしたが、明日からゆっくり休んでいただくとして今宵は大いに飲んでいただきました。送別会の冒頭こそ、皆さんしおらしく飲んでいましたが、日本酒が入ったあたりでペースアップ。前回の懇親会でも、銘酒『飛露喜』と『十四代』の一升瓶が2、3本空いてしまい、何人もの記憶喪失者を生み出したのですが、歴史は再び繰り返されました。『飛露喜』と『十四代』、罪なお酒です。

 

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かなり酩酊した方もいらっしゃいましたが、楽しいお酒をいただきました。蘆田局長も愛媛を離れるというのに最後までいろいろご提言もいただきました。形だけのお付き合いをしていたのでは決して見る事のできなかった事がたくさん見えました。局長は転勤されても、同じ意思を持った方々が部や課の枠を越えて集われています。縦割りで壁が厚いととかく批判を受ける行政構造ですが、我々にはその壁は見えません。心の中に巣食う「見えざる壁」も一気においしいお酒が腹の中に押し流してくれたのでしょうか。いい歳のおっさん達が壮大に夢を語り合いながら盃を交わす場面は、傍からは異様に映るかもしれませんが、夢すら語れないような人間関係なら意味がないと思います。蘆田局長、新天地でのご活躍を祈念しております。くれぐれも飲みすぎにだけはお気をつけて!今生今夜のお酒、愛媛木青協との契りです。じゃあ、次は川崎で!




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