森のかけら | 大五木材


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20101009 デザインの醸造時間①森のかけら】の育ての親でありながら、最近ご無沙汰していた(そうでもないかな・・・)エスデザインスタジオ佐野勝久さんのオフィスに伺いました。オフィスをリニューアルされて初めてでしたが、伺うときは困った時!申し訳ないとは思いながらも、頼りになる心強い懐刀にして、兄貴分、お師匠さん、とにかくなくてなならない存在です。佐野さん、大内さん(パルスデザイン)、藤山さん(ブルーマーブル)、藤田さん(愛媛県産業技術研究所)・・・何かあれば相談できる人が身近にいるということほどにありがたい事はありません。今のところ【森のかけら】については大きな改良は考えていないので、ご相談する内容は細かな部分や別の商品、建築で言うと付帯工事のような感じ(?)です。そういう物のほうが実は手間隙のかかる作業なのですが、皆さん親切に手取り足取り提案していただけます。本当にありがたいです。それに甘えてばかりでも申し訳ないのですが・・・。

 

20101009 デザインの醸造時間②いろいろ悩んだ時でも最終的な結論は絶対に自分で出す性格なので、人の話を聴かないとよく怒られるのですが、デザイナー関係の皆さんとお会いしてからは、異分野で勝手が分からないという事もあり、自分ではかなり聞き耳を持っているつもりですが、自分が言ってしまっても仕方ないです・・・。教えていただく事がどれもこれも刺激的なのは、それまで「木材」という特定少数のお客さんを相手にしていたから、不特定多数の方に提案する「デザイン」という商品が、常に分かりやすく伝えるという事を念頭に置いているからでしょう。

20101009 デザインの醸造時間③佐野さんや大内さんのオフィスには、たくさんの『デザインのかけら』が転がっていて私は興味津々。ついつい長居してしまいます。あまりに勝手にパチパチ写真を撮るので最近は警戒されています。直接的な木の事以外でも、商売のヒントはたくさんあります。中岡建設から㈱りくうに社名変更され、ブランドネームもWazm(わずむ)とされた内子・五十崎和紙の作品の数々が佐野さんのオフィスに展示されていました。㈱りくうさんとは2008年10月に広島のオリエンタルホテルにて共同展示会をさせていただいて以来、いろいろとお世話になっております。

20101009 デザインの醸造時間④以前だったらこういう物を見てもただ「ああ、綺麗だな」と思うだけでしたが、今では何か絡めないか、素材との組み合わせやコラボは出来ないか、まじまじと見つめるようになりました。和紙も木も根っこは同じ、相性は良いはず。和紙に限らず、紙を使った商品の開発も考えたいと思っています。異素材と絡む事でより木の魅力がより明確になりそうです。今回お邪魔したのは、別の要件でしたが、新商品のコンセプトは自分の中から出てこなければ、絶対に続かないと思っているので、芽が出たら改めてご相談に伺わせていただきます。

20101009 デザインの醸造時間⑤当日の相談の成果は後日機会があればアップさせていただきます。新商品の構想はかなりあって、自分なりに結構面白いと思うものはあるのですが、寝かせてコクが出るまで醸造させる時間も必要です。新しい物を考える時間が楽しくて次から次からネタが浮かんでくるのですが、きちんと商品化できるのは数%です。ついつい既存の商品のスキルアップがおろそかになってしまいます。両輪を同時に回していかねば理想ばかりでは食べていけませんので、飽き性を戒める日々です。




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