森のかけら | 大五木材


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20110110 「イシムラトモコ」という感性①それまで勤めていた住宅会社を退職して独立したのが一昨年の年末の事。そこから先は私が思う以上にあっという間の出来事であったことでしょう。それから関わらせていたどの家も、どの施主さんも心に残る方ばかり。今、私がもっとも信頼する女性設計士イシムラトモコ建築設計石村智子さん。相性が良いとかのレベルを超えて、感覚やソウルが共鳴できる間柄(だと、こちらは一方的に思っているのですが・・・)、彼女のやりたいことや方向性が手に取るように分かるというわけではありませんが、ちょっと話してもらえればその狙いはすぐに理解できますし、そのベクトルが逆方向に向く事もほとんどありません。恐らく似たもの同志でありながら、お互いの足りない部分を補填しあう関係性にあるのかもしれません。彼女の描くデザインはただ洗練されているというのではなく、住む人との人間関係の上に立脚したものです。どの家にも住まい手の顔が現われてきます。

 

20110110 「イシムラトモコ」という感性②いつもトモチャンが、「高橋さん、面白い施主さん会わせてあげる!絶対合うと思うよ!」と目をキラキラさせてイタズラ好きな子供の瞳で話しかけてくれますが、彼女のフィルターを通して出会わせていただいた方とも当然相性はピッタリです!大体途中からは、材木屋と施主さんの関係を越えて、友人関係になる事がほとんど。お金に繋がれた関係でないところに昇華して、互いが「ファン」になっていくのかもしれません。そしてまた今回も楽しい出会いがありました。奥様がもうすぐご出産予定のTさんご夫婦。前に「住み継ぐ家」の見学会の時に一度お話はさせていただいていたのですが、もう一度会っていればズケズケと旧知の友人感覚でお話させていただきます!お互いが心を開きあわなければ、終の棲家など造り上げる事は出来ません。どれだけお互いが腹を割って話せるかが、鍵だと思います。そのためになるべくたくさん話し合う事、それに尽きます。

 

20110110 「イシムラトモコ」という感性③その小さな体から次々と生まれてくるイマジネーションはいつも斬新で驚かされます。普通であれば、こういう場合に施主さんの確認とらなくてもいいの?という場面でも、感覚や嗜好のすり合わせが完璧に出来上がっているので、いやもう憑依している(!)としか言えないほどに2者が一体となっているので、施主さんに家造りの不安が感じられません。彼女の人間性や感覚に惹かれて家造りを依頼されているので軸がぶれる事もありません。お陰で、打ち合わせの多くの時間を、木に関するフリートークに与えていただくのもありがたいことです。

20110110 「イシムラトモコ」という感性④今回出会えたT様ご夫婦とも楽しい家造りをさせていただけるような予感を感じます。根底にはしっかりしたイシムラトモコ・イズムが流れていながら、毎回新たな「仕掛け」を用意してもらうので、私自身もとても楽しみです。固定観念に縛られた木の専門家よりも、大胆解釈でまったく別の切り口で「森の出口」を広げてもらっています。これから新たな「森の出口」を作ったり広げていくためにはさまざまな分野の方に関わってもらう必要があると思います。今年もイシムラトモコ・イズムでたっぷり痺(しび)れさせていただくつもりです!




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