森のかけら | 大五木材


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20110215 ローマのかけら①それでは藤山さんのイタリアでの足跡を追ってみます。関空を飛び立ち、フィンランドのヘルシンキを経由して最初に辿り着いたのは、イタリアはミラノ。イタリアには、バールという独特の文化があるそうで、イタリア人にとってカフェは生活と切り離せれない日常の一部であるというのです。イタリア全土でその数は16万軒にも及ぶといわれています。それは単なるカフェではなく、自分のペースでひとびとが思い思いに立ち寄る、料理やお酒、カプチーノなんどを楽しみ、集まった人たちと会話も楽しみ、地域のコミニュケーションづくりに欠かすことの出来ない重要な意味合いを持っている場らしいのです。朝昼晩と時間帯において、バールはそれぞれの顔があるようです。こちらは、70歳になるバールの現役バリスタおじいさん。顔に刻まれた深い皺。まるで俳優のような、そこに居るだけで絵になる雰囲気が滲み出ています。彼が手にされているのは今回特別に製作したPIECES OF JAPAN』。

 

20110215 ローマのかけら②そしてこちらは、ミラノドーム(教会)の前での1枚。藤山さんの荷物に紛れて、【森のかけら】も遂にイタリアまで本当にやって来ました!【森のかけら】を作り始めた頃、世界はおろか日本国内でもこれほど多くの方に求められるとは想像できませんでしたが、APECをはじめ、ありえないような事が次々にこうして実現しています。やはり世の中に、真剣に強く望んでいれば不可能なんてないんだと思います。

 

20110215 ローマのかけら③そこからユーロスターでフィレンツェに移動してローマに入られました。こちらは超有名なフィレンツェのベッキオ橋での1枚!合成写真などではありません!プロのカメラマンでもある藤山さんの手にかかり、テレビのCMにでも出てきそうな気品すら感じてしまうのです。ベッキオ橋は、1345年に再建されたイタリア最古の橋にして、雨の日でも対岸の境界まで傘をささずに行けるように架けたといわれる超贅沢な2層式の橋で、橋の建設費などを負担した宝石商の店が軒を連ねています。

20110215 ローマのかけら④その歴史ある橋の欄干に横たわり、石造りの瀟洒な店舗を背景に【森の5かけら】が存在感を放っています。当初、外国向けに【森の5かけら】の解説書やラベルも英語表示にしようか悩みましたが、デザインを担当していただいているパルスデザインの大内さんの助言もあり、ここはメイド・イン・ジャパンの商品として、堂々と日本語でいく事に決めました。自分が逆の立場であればきっとそうするであるように、本当に興味がある方は、日本語の意味も調べていただくでしょう。

20110215 ローマのかけら⑤そもそも日本語の商品にイタリア語のラベルが貼ってあるモノを渡されたら、現地のイタリア人はどう思うでしょうか。言葉やラベルのロゴ、デザインなども含めてすべてがひとつの商品です。やはりイタリアの方も日本語のラベルを楽しんでもらったようです。もう揺るぎません!さて、その後に藤山さんはローマに移動。精力的に仕事をこなされながらも、【森のかけら】のプレゼンまでもしっかりしていただきました、ありがたいっ。こちらは、ローマのフェラーリショップでのひとコマ。石の文化・イタリアですが、素材が『木のモノ』であるという事よりも、デザインそのものに関心があるようで、ネジ式の『円き箱』に興味を示されたようです。やはりアートの土壌がある国なので、こういう商品でも自然体で受け入れていただけるようです。日本では商品の背景の物語が重要ですが、イタリアではデザインありき。小さな殻の中にいては見えないことばかり。




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