森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20111220 1それでは昨日の続きで、「楽しいノベルティグッズ」の出来るまで後半戦。今回作らせていただく総数2000個。ノベルティグッズの必要絶対条件は、「廉価である事」とそれが「本来の趣旨に即して意味のあるもの」である事だと思います。今回は、愛媛の循環型資源の活動を広くPRという目的ですから、無垢材を使った手軽なマグネットという事で2つの命題はクリアしていると思います。それがクリア出来たら次に乗り越えなければならないのは「納期」という高いハードル。「ノベルティグッズに納期なし!」これも欠かせない条件のひとつかも。

20111220 2昔の弊社であれば、想像も出来ない仕事ですが、【森のかけら】の製造以来こういう木製の細かな商品製作にも何とか対応出来るようになってきました。こういうモノって「慣れ」と「コツ」だと思います。往々にして、やり終えた頃に上手くなっているというのはよくある話です。人間がやる事ですから、コツを掴んで慣れるまである程度の経験が必要になってくるのは仕方ありません。それが、似たような商品を作っていると体が順応しやすくなるのだと思います。

 

20111220 3面取り作業も、スタンプ押しも、ビニールケースの袋詰め作業も、数をこなすほどに飛躍的に能率が上がってきますが、それが目に見えて分かるのは面白いものです。『適材適所』の教えはこういう時こそ役立ちます。工程的に得手不得手はありますから、そこはチームプレーです。仲間の力も借りながら「納期」というハードルを乗り越えていきます。案ずるより産むが安し。追い詰められると人間の能力は突然開花したりとんでもないパワーを発揮するものです。

 

20111220 4心配していたスタンプの乾燥時間も、速乾性黒肉で問題解決。ビニールケースへの袋詰め作業も、家に持ち帰って子供たちに競わせればあっという間。出来ない理由を言っていたら何も出来ません。こういうモノって終わった頃に慣れてくるものですが、終盤はまさに皆職人の境地に到達。もう終わり?なんて一抹の寂しさを感じたりして・・・まあ、無事に納期をクリアしたからこそ言える言葉ですが。どこかに丸投げして、納期だけ確約させればもっと楽が出来るとアドバイスしていただく方がいます。確かにそうかもしれません。ノベルティグッズを専門にするのであれば、そういう手法も有効でしょう。でも弊社は、その専門店でもありません。何もせずピンハネで楽をするよりも、時間や手間がかかっても、その仕事に自分達が関わった足跡を残したいし何より丸投げしたらツマラナイ!

 

20111220 5学生の頃、大量のコピーを皆が並んでページごとに重ねて製本した記憶の残像でしょうか、単純作業を長時間皆で繰り返す事で生まれるある種の連帯感に妙に心惹かれたりするのです。もともとが超アナログ人間ですので、そういう作業が身についていて、全然苦ではありません。むしろ、その時間を共有する事で生まれる仲間意識が、そのモノをより魅力的にする。いや、こういう行為があってこそ完成するのだなどと思っていたのです、今でも。モノが生まれるに要する時間ってとても大切なんだと思うのです




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
Scroll Up