森のかけら | 大五木材


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20130528 1決算も目処がつき、差し迫っていた店舗の納品も無事に間に合い、重なっていてイベントもどうにかひと段落して、ようやくひと息つく事が出来ました。忙しいうちが華ではあるものの、少し体調を崩していたので負荷も体力に合わせてほどほどにせねばと痛感。ようやく少しだけ時間が取れるようになったので、溜まっていたDVDの映画を見貯め。その中の1本に、疲れた体が共鳴!忙しくて息子との時間も取れていなかったので余計に心に響いたのですが、その映画のタイトルは『リアル・スティール』!

 

20130528 2本当は映画館で息子と観ようと思っていたのですが、彼も部活があったりしてなかなか時間の都合がつかず、結局映画館には行けれませんでした。とりあえず深夜に一人で観たのですが・・・ストーリーは、いたってシンプル。人間の代わりに高性能のロボットたちが死闘を繰り広げるロボット格闘技の時代―。夢も希望も失くした元ボクサーのチャーリー(ヒュー・ジャックマン)の前に突然、母を亡くした11歳の息子マックス(ダコタ・ゴヨ)が現れる。険悪な雰囲気の父と子は、マックスが廃品置き場でみつけた旧式ロボット“ATOM”との出会いをきっかけに、少しずつ絆を取り戻していく。熱心なマックスに心を動かされ、チャーリーはATOMに自分の技を教え込む。やがてATOMと共にどん底から這い上がった2人は、史上最強の王者ロボット、ゼウスとの対戦へ・・・

 

 

20130528 3製作総指揮をあのスピルバーグロバート・ゼメキスが手がけているだけあって、滑るような展開で127分があっという間。人間の代わりにロボットがリングに上がって戦うという男心をくすぐるシチュエーションだけでも充分おいしいのですが、地下プロレスのようなルール無用の地下格闘界の王者との対決、廃品置き場での運命の出会いなど、きっちりとこの手のドラマのルーティンをそつなくこなし、これもお約束のラストファイトにムードを盛り上げていくのです。

 

20130528 4天才子役ダコタ・ゴヨの前に、かの”ウルヴァリン”もたじたじ。そのヒュー・ジャックマンはかつてチャンピオンを苦しめた名ボクサー、落ち目のジムの経営を引き継いだひとり娘、旧式ロボと少年のありえないはずの心の交流、無敵の王者との対決とその結末など、かつてどこかで観たような設定ばかりですが、『男同士が戦う』映画に下手な小細工は必要ないのです。絶対王者の典型的な悪者キャラも分かりやすくて最高。ラストファイトの伏線もバレバレですが、それがどうした~!

 

20130528 5疎遠だった父子の葛藤ドラマが絡んで、漫画のような展開に男の子なら血が騒がずにはいられません!最後の最後は男の涙を搾り取るような感動の結末!分かっちゃいるけどたまりません。『ロッキー』とともに負けた者勝ちの定番映画として長く語り継がれていくことでしょう。父子の映画は父子で観るに限る!まあここまでダメ親父になる前にさっさと気づいて立ち直れよって事なのでしょうが、「戦い」は男の通過儀礼。嗚呼、この単純明快な馬鹿馬鹿しさこそが明日への活力!

 

20130528 6同じロボット映画でも、変身するスピードとカメラワークが高速すぎて目まぐるしいうえに、金属の摩擦音も耳障りで観ていて不快になった『トランスフォーマー』に比べて、本作は安定感のある引きのアングルが多く、鋼鉄(スティール)という質感の味わいを楽しめました。神代木や古木に独特の味わいがあるように、鉄にも錆びや凹みといった「個性」がある方が風合いが生まれるものかも。要は鉄であろうと木であろうと、素材だけの問題ではなく使い方、見せ方かが重要という事。息子よ、人生は戦いだ~!




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