森のかけら | 大五木材


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20131206  1 .bmpヤニの外科手術の事については今までにも何度もブログで書いてきましたが、ひと口に『ヤニ』といってもその形状はさまざま。例えばこちらはヒノキの加工した板材などの表面に滲み出してくるヤニですが、フローリングなどに加工して長期在庫した商品によく現われます。超仕上げをすれば消える場合もありますが、木目に添って全体に滲み出てくるので決行厄介です。梱包していて、中身を開けて気がつくカースが多いので、どれぐらいの期間でこうなるのかは定かではないのですが・・・。

 

20131206  2 .bmpまた、こちらはアピトンの小口に噴き出してくる球状のヤニ。アピトンのヤニも、ダグラスファー(米松)のようなねっとりした粘りのあるヤニではなく、こういうザラメ状のヤニが出る場合が多いです。アピトンにヤニは付き物ですが、そもそも強度のある材なのでトラックなどのボディーの車両材やビニールハウスなどの園芸資材、土足用のフローリングなどに利用される事が多かったので、あまりヤ二の事が問題視されなかったのかもしれません。ヤニも個性の1つですから

 

20131206  3 .bmpアピトンの小口にびっしりと噴き出したこのヤニ玉は、何年も放置しておいた間に発生したものです。ですのでもうすっかり乾いていて、触ってもねっとりした感触はありません。まるで塩の固まりのようです。さすがにここまでヤニが噴き出しきってしまうと、更に続けて噴き出してくるような事はないように思えますが、自然の事ですから核心はありません。ヤニ球もこれだけたっぷりと噴き出せば、厄介者というよりは別の感覚に襲われます!

 

20131206  4 .bmp

そう、このヤニを捨ててしまうなんてモッタイナイ!いかん、いかん、またいつもの悪い癖が・・・!手にとってみると、ザラメのようで一層捨ててしまうのが嫌になります。それぞれの木のヤニを集めて小瓶にでも入れて収集してみたら、蜂蜜みたいで面白そうな気がするのですが・・・。それをどうするのか?と言われると、その使い道まではまだ答えが出ていないのですが、何となく面白い素材だと思うのです。邪魔とか不要なものと思っているものの中にこそ宝は眠っているものです!!

 




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