森のかけら | 大五木材


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御大御来店。いつもお世話になっている岩手県マルヒ製材日當和孝大先輩が遠路はるばるご来店いただきました。少し前にも木青連の全国会員松山大会で来松されたばかりでしたが、今回は木育のイベントの件でお越しになりました。木青連活動においては、当時の中四国地区会員としては決して足を向けては寝られないほどに大恩のある日當先輩ですが、実は個人的にも『森のかけら・東北地区特命大使』として日頃から大変お世話になっておりまして、ご来店される数日前にも、お膝元の岩手県久慈市からの『森のかけら』のご注文をいただいたばかりだったのです。

 

その日當さんですが、日本木青連ご卒業後も精力的に木に関する全国的なネットワークに参加され続けていて、その1つにNPO法人『才の木(さいのき)』があります。『才の木』とは、2006年に川井秀一・京都大学教授が中心となって立ちあげられたNPO法人で、現在は名古屋大学の福島和彦教授が理事長を務められていて、東京大学の本郷の農学部の正面に事務局が設置されています。日本木材学会をはじめとする全国の様々な木材研究機関、大学、自治体、木材関係企業などと連携し熱心な木の啓蒙活動に取り組まれている団体で、日當さんはその理事を務められています。

 

才の木』のコンセプトは、『健全な森を育てそこから生産される木を使う事が地域環境の保全につながるということが充分に理解されていないため森林の緩急整備が遅れている。そこで持続可能な社会構築を目指し、日本の森林興廃を食い止めるために、国産材の活用を提言し、「木づかい運動」を推進している。それを実現させるために木材利用や森づくり、環境保全のバランスのとれた教育プログラムを作成し、子どもたちをはじめ一般市民を対象に普及・啓発活動を持続的に実践するために「才の木」というNPOを立ち上げ、民間企業や自治体とのコラボ構築を目指している。』

 

その理念を実践されるため木材の環境教育プログラムを開発されたり、講演会などを開催されたりもしていますが、その1つに『木育』があります。日當さん以外にも多くの理事の方がいらっしゃいますが、福島理事長をはじめそのほとんどが大学の教授で、実際に木の仕事に携わられているのわずか。そこで、理論ではなくて子ども向けの木育の実践を日當さんが担当される事になって、昨年から弊社もそのお手伝いをさせていただいております。こちらは昨年1月に群馬県の前橋市で開催された、「保育士が保育の現場で実践できる『木遊び』体験」の木育講座の様子です。

 

その時は、『木の玉プール』をはじめいくつかの木のもちゃを貸し出しさせていただいただけでしたが、今年も前橋市で開催される事になっていて、今回は保育士だけでなく実際に幼稚園児などにも体験をさせるという事なので、うちの家内とおはなし屋えっちゃんに出前木育隊として白羽の矢が立ったのです。しかも前橋市内で日を改めて4回も開催されて、そのすべてに参加させていただく事になり、詳しい内容の打ち合わせ並びに松山での実践を見学されるためにわざわざ岩手の地よりお越しになられたのです。そのフットワークの軽さと情熱には本当に頭が下がるばかり。




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