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以前から取り組んでいる、トム・ヴィンセント氏を招いての件(くだん)の会の名称が正式に『愛媛の良いモノ、面白いモノを世界に!Loopto in Ehime』に決まりました。本日は、その第3回の意見交換会です。この会議は、わざわざ東京からそのたび毎に駆けつけていただくトムさんとの打ち合わせをスムーズにかつディープにするため、前夜の懇親会がセットで組まれています!当然、昨晩もしっかりそちらにも参加してきました。あくまでも今日の会議を円滑にするための潤滑油であって、お酒が飲みたいわけ・・・でもあるのですが・・・。しかし、お酒が入ると皆さんかなり本音の部分で会話が出来るので、会議だけだとつい仮面をかぶってしまいがちですが、おかげで深いお付き合いが出来ていると思います。むしろ、核心部分は懇親会で理解しあって、会議では詳細の擦り合わせや細部の詰めの作業を行っているようなもので、『会議が踊っていない』のが、この会の素晴らしいところだと思います。画像は、まだお酒が入る前のまともな頃のトムさんと、愛媛銀行・感性価値創造推進室の三宅室長。
トムさんは、もう20年ぐらい日本に住んでいるので、日本語もペラペラで日本の文化にも日本人以上に精通されているし、一流の大企業とビジネスをされてこられたので、洞察力や理解力は素晴らしく、異業種とかの垣根は全くありません。瞬時にその業態、商品、人間性を見抜かれます。物の見方がグローバルで、いつもとても勉強になりますが、トムさんと話していると『業界』などという言葉の呪縛が馬鹿馬鹿しくなってきます。我々の行動や思考を縛りつけ固まらせていたドロドロした固定観念(過去の実績や流通ルート、この業界かくあるべきという錆び付いたルール、見栄や面子、誤った共同歩調、馴れ合い体質・・・)を、打ち砕くとか壊すなどというレベルではなく、何事のないかのごとくいとも簡単にヒョイとスルーしていきます。その感覚やまさに爽快!もはや私もそれを意識する感覚すらなくなってきました。ここには、『業界』の呪いはありません。まあ、私は元々木の世界でも、王道では畦道を行く異端児ですから、かなりフリーな人間ですので、この場所はとても居心地がいいです。甘んじすぎてもいけないとは思っていますが!
本日は、懇親会の「打ち合わせ」を踏まえてしっかり会議です。参加企業の中で、たまたま弊社のアイテムが揃っていたのでモデルケースという形で、実際に入力した画像を元に話を進めていただいていますが、前回よりも更にディティールがしっかりした物を見せていただきました。それぞれの企業が、独立したお店として入る形ですので、店舗の説明や商品の説明文を作らなければなりませんが、当然海外向けは英語です。日本語で原稿を作り、英訳してもらうのですが、皆さん結構自社で作れそうな方もいらしてなかなかワールドワイド!私はまるっきり英語は駄目なので、英訳していただきますが、私のようなひねくれた日本語が英語として伝わるのかどうか心配でもありますが、そこは商品勝負という事で割り切りました。新しい取り組みですから、細かな事を心配していたらきりがありませんから、これでいいのだ!
今週の土曜日(11月14日)18:50からあいテレビで放送予定の『ひらめき感性塾!』の試写も見せていただきましたが、こちらもたまたま取り組みが進行していた弊社にスポットを当てていただき、何だか【森のかけら】のプロモーションビデオのような内容になっていてありがたいやら、他の方に申し分けないやら・・・。しかし、こうして『木の世界』に、植林とか間伐材とかいうのとは別の切り口でメディアが取り上げていただけるのは本当にありがたいし、これこそが異業種とのコラボの成果、感性価値創造推進室さんのお陰です、感謝!ただ、相変わらずの早口でもぞもぞ喋っているだけなので見栄えはいかんともしがたいのですが、これはもう生まれつきなので仕方ありません。どうかご容赦いただき、その意のみ汲んでいただければと思います。あいテレビのスタッフのみなさん、シンプルにうまくまとめていただきありがとうございます。とても分かりやすく感激いたしました!
その後、次にアップされる大西陶芸さんの砥部焼きを囲んでのお話に移りました。現品を持参されて、素人があれこれ好き勝手な事を言わせてもらうのですが、異業種の他人の物になると途端に冷静に見えるから妙なものです。大西さん姉弟の作品は砥部焼きの概念にとらわれない斬新な作風で、素人の私にもその品の良さが伝わります。こちらは、白石久美さんの作品で、黒っぽい筆致は墨だそうです。薔薇や野葡萄など、近くの野山の食物などを素材に選ばれていて、とても温かみがあります。地元の土をこね、地元の自然を取り込んだ愛媛らしい作品だと思います。私は、砥部焼きとか器の事は全くの素人ですが、実際に購入される方も素人の方ですから、失礼にも意見を述べさせていただきました。しかし料理が載ったら、これは美しく見栄えもいいです!凛とした格があるけど偉ぶってない造りが親しみを覚えます。いろいろな仲間がいるというのは、もうそれだけでとても心強くありがたいものです!
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