森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20160517 1強い風が吹くときに木の前に立つと、枝は折れそうになる。けれど幹はびくともしない。地面にしっかり根を張った木は、風でも決して倒れることはない。』哲学的な含みのある詩のようなこの言葉は、映画『レヴェナント:蘇えりし者』の中で出てくる台詞です。 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続いて、アレハンドロ・ゴンザレス・イリャニトゥ監督が2年連続でアカデミー作品賞を受賞したという本作(ちなみに2年連続の監督賞受賞は65年ぶり)。

 

20160517 2実は『バードマンあるいは~』は未見ながら、撮影が『ツリー・オブ・ライフ』や『ゼログラビティ』のエマニュエル・ルベツキということと、主演のレオナルド・ディカプリオが撮影中に鼻を骨折しながらもそのまま続行したとか、生きた生魚を手掴みで捕らえて食った等のいまどき聞かないような昭和の匂い漂うふれこみと、映画館で観た予告編の異常なまでの迫力に魅せられて公開が待ち遠しかったものの、上映時間が156分という長丁場だけに貸切り状態を覚悟して映画館へ。

 

20160517 3そしたら意外にも、10数人(それでも・・・)の客は入っていましたが、公開直後にしてこの有様ですから、東京や大阪などの大都会はいざ知らず日本の地方都市の映画館では封切映画で利益を出すのは、アニメぐらいしかないのではなかろうかと心配になります。まあ、私が選んで観る映画がそういう映画ばかりというだけのことなのかもしれませんが。アメリカでは大ヒットしていますし、日本においてもこの後DVDやテレビ局への二次配給なんかでそこそこ利益を稼ぐのでしょうが。

 

20160517 4こういう映画が映画館でヒットして欲しいと思うのですが、まあ内容からして小さな子供にはかなり衝撃的な描写もありましたので、将来的には『カルトムービー』として語り継がれる要素は十分です。ところで本作は、マイケル・バンクの原作「蘇った亡霊:ある復讐の物語」を映画化したもので、ディカプリオ演じる主人公のヒュー・グラスという人物は、アメリカ開拓時代に実在していた人という事で、映画であるから脚色されているのは当然ながら大筋は史実に近いというから驚き。明日に続く・・・。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
Scroll Up