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先月取材を受けていた『愛媛の社長.tv』のウェブ番組が公開されました。インタビュー形式でおよそ小一時間程度喋ったものを8分ほどに編集していただいたものですが、さすがプロのお仕事!とりとめもなく、あっちこっちに飛んだ話をうまくまとめていただきました。もっとも話の内容と語り口は拙くお粗末ですが・・・。自分でPRするのは大変僭越なのですが、取材していただいたスタッフの方々がとても熱心で、この仕事にかける思いが伝わってきたので自分の事よりも番組宣伝のつもりでご紹介。
繰り返しになりますが、『愛媛の社長.tv』とは、「今日の愛媛を牽引するトップリーダーの生き様を番組化し、次世代を担う学生や起業家に生きるヒントと学びを与える為に構築された日本最大級の経営者ウェブ番組」で、最初に福岡で起業したそうですが、いまや全国に展開されている新しい形の『日本最大級の経営者ウェブメディア』です。その狙いは、地元で働きたい学生や求職者がなかなか直接聴く事のない経営者の言葉や企業のヒントなどを伝える架け橋となるという強い意思。立派です!
立派過ぎて、私似は分不相応なのですが、就職期をバブル景気の中で迎えた世代としての一種の『贖罪(しょくざい)』のような気持ちので出演させていただきました。インターンシップやイベントなどを通じて大学生と接する機会が増えたのですが、昨今の大学生真面目に自分の将来を考えています。競争の少ない丙午に生まれ、学生時代をバブル期を過ごした世代として何だか申し訳ないやら恥ずかしい気分。世の中にはこんな人間でも生きていける隙間がある事を知ってもらえれば・・・・。
この『愛媛の社長.tv』には、知り合いの社長も沢山出演されていて、今後もお知り合いが取材を受けているようです。「業界の隙間」で生きるような仕事をしているお陰で、同じような意思・嗜好の方々とお会いする機会が多いのですが、そのどなたも生き生きとしていて逞しい!時代や景気やましてや政治家に責任転嫁する人はいません。今自分は何が出来るのか、何をしたいのか、そしてどうやって楽しもうか!と人生を謳歌している人ばかり。隙間がないと心が張り詰めすぎて息苦しい。隙間の多い社会は楽しくて健全です!
先日、『愛媛の社長.tv』というウェブ番組の収録を受けました。当番組のサイトによると、『愛媛の社長.tv』とは、「今日の愛媛を牽引するトップリーダーの生き様を番組化し、次世代を担う学生や起業家に生きるヒントと学びを与える為に構築された日本最大級の経営者ウェブ番組」という事で、私へのオファーはかなり勘違いしているとは思ったものの、折角のご縁ですから快諾。相手があろうと、こちらの引き出しの中身は一緒ですから、興味を示してもらえば地の顔で喋るのみ。
そもそも、この『社長.tv』という番組は2008年に開設して、全国47都道府県に広がるウェブメディアで、各都道府県名を冠にしたサイトが出来ていますが、今後更に広がっていくようです。『愛媛の社長.tv』では、「ブルーマーブル」の藤山健さんはじめ、お付き合いのある社長が出演されています。そんな所に弊社のような零細企業が名前を連ねさせていただくのは大変恐縮なのですが、誤解もご縁!幕の内弁当もメインの肉や魚だけでは成り立ちません。多様な彩りが目と口を楽しませます。
実は、先に出演オファーのあった久万造林の井部健太郎君からの紹介という事で話が巡ってきたのですが、『久万郷』のメンバーも続々と出演しているようです。これからもこういうウェブメディアからのメッセージ発信番組は増えてくるでしょうが、こういうメディアこそ我々のような零細企業にとっては歓迎すべき媒体で、コストもかけずに日本中に自社のメッセージを発信できる場を与えていただけるのは本当にありがたい事です。光量が増せば、『変り種』にも照射されるようになります。
以前は、こういう取材のオファーがあった場合、会社概要や商品開発への思いを事前打ち合わせで延々話して、すっかり中身を出し終わってから再び収録で同じ事を喋っていました。例え打ち合わせと本番で担当者が変わろうとも、1度喋りきってしまうと(自分の中の)鮮度も薄れます。要点をまとめる能力が欠如しているため、打ち合わせ段階から本番並みに全力で喋ってしまうので疲労困憊。その点今回は、事前に担当者の方が熱心にブログを読み込んで来ていただいたので感謝。
若い女性スタッフの方々でしたが、事前リサーチが完璧!私という偏屈で偏執狂的な人間の素地を知ってから来ていただいているので、いちいち各キーワードごとに反応してもらうので、話がドンドン弾みます!こういう取材・収録は楽しいですね~。まだ未発売の商品まで見つけ出してくれていて、熱心に喰いついていただきました!しかも個人的にお買い上げ(その招待は後日アップ)ミイラ取りがミイラに・・・これぞ【森のかけら】の真骨頂!
※ 『愛媛の社長.tv』アップが決まりましたらお知らせします。怖いもの見たさのお方のみ、どうぞ!
先週の『愛媛経済レポート』に先日のオレンジ会の『ほりえ港青空市』の記事が掲載されました。イベントの反省会+慰労会が来週開催予定なので、詳細がまだ分かりませんがイベントそのものは大成功だったと思います。規模も企画も新しい試みでしたので、実際にやってみていろいろな問題も発生しましたが、何はともあれやってみなければ問題点も見えてきません。暑からず寒からずの天候に恵まれた事が最大の成功要因でもありましたが、堀江港とオレンジ会の存在感を示した1日になったと思います。
くしくも、前週の同誌で『堀江港が海の駅として生まれ変わる』という旨の記事も掲載されていましたが、このイベントが堀江の港が動き出す予兆のようにを感じた人は多かったのではないでしょうか。松山の北部に位置し、決して交通アクセスに恵まれている地域ではありませんので、公共の交通機関の充実なしにはこれ以上の集客を望むのは難しいかもしれません。愛媛新聞や経済誌などのメディアにこうして取り上げていただく事でより広域に活動実績や意義を喧伝させる事が出来ます。
実はこのイベントの前に、愛媛経済レポートの記者の方が弊社の新商品の取材に来られたので、その際に『ほりえ港青空市』の事をお伝えしました。それで興味を持ってもらって当日も取材に来てもらったのですが、どうせやるのなら折角の活動を多くの人に知ってもらわなければモッタイナイ!最近、いろいろなメディアの方から取材を受ける機会が増えてきたのですが、自分が歳を取った事もありますが、ひと回りどころかふた回りぐらい若い方から取材を受ける事も少なくありません。今回取材してもらった佐伯亜斗さん、お若いですな~。
なのでついつい話が説教くさくなってしまい申し訳ないのですが、そういう若い世代は【森のかけら】に対して何も違和感や抵抗も持たずに入ってきてくれるのでありがたいです。いきなり「これは何?」なんて訊かれた日には、まずはその既成概念を取り除くのに数10分の話が必要です。そしたら、商品そのものよりも、「普通の人間がなぜそんな(無謀な?)事を考え、作るようになったか?」というプロセスの方にばかり興味を示され、なかなか商品の核心にまで話が及びません(笑)。
「森のかけらへの興味の入り口」として、それはそれでありがたいのですが、私としてはいつも同じような事ばかり話している気分で、そういう記事を読んでいただく奇特な方にもっと新しいネタを提供しなければ!というサービス精神の本能がムクムクと頭を起こすのです。それで、完成からすっかり時間が経ってしまったのですが、待望の新商品を今月中旬から発売開始します。詳しくは遅れ遅れの『適材適所』にて公開予定。「それは何?」、どういう形であれ興味を持っていただければ話はいくらでも・・・。
昨日告知させていただいたテレビ愛媛さんの放送(地元ローカルのEBCスーパーニュース)の件ですが、家内が取り組んでいる『木育』の事がテーマで、『出張木の玉プール』や各種イベントでの『木のおもちゃ体験』などその活動を思いのほか長く放送していただきました。どういう切り口にせよ、木に関する事が話題になるのはありがたい事です。どこに行っても、一心不乱に木と戯れる子供の姿がありますが、今の玩具は大人が「遊び方」を与えすぎてしまっているように思います。【森のかけら】もそうですが、お楽しみは自分で考えるものなじゃないでしょうか。いずれこれが目新しい「ニュース」ではなく、ごく普通の日常的なものになればいいのですが。各地で沢山の方が「木育」に取り組まれていますが、一般の方への浸透度はまだまだ。こういう機会を大切に生かして「認知」していただかねばなりません。
メディアで取り上げていただくと、業界の方から必ず「それで幾ら儲かるの?」という愚問を受けます。この事(木育)がダイレクトに木材消費に繋がるわけではありませんが、もうそろそろ打出の小槌やカンフル剤を探すのは止めてはどうでしょうか。目先の新芽を摘むのではなく、深くに種を植えじっくり時間をかけて大木に育てること、それこそが我々業界人が学ばねばならない、「もうひとつの木育」なのかもしれません。華やかな収穫現場(伐採現場)ばかりに目を奪われると水遣りや下草刈りの事を忘れてしまいます。
本日は激しい「春の嵐」に日本列島が揺れました。弊社の倉庫も事務所も吹き飛ばされそうなほどガタガタち振るえ、道路にはいろいろなモノが舞っていましたが、そんな中においても木々は寡黙にジッと風が過ぎるのを耐え待ちます。春を彩るサクラの花びらも随分散ってしまった事でしょう。それでも地に根を張り、ひたすたに耐える木の姿には人生を重ね合わさずにはいられません。そういう苦難を乗り越えたモノだけが開花や収穫の歓喜を味わうことができるのでしょう。
「木育」の形はそれぞれでいいと思うのですが、まずは木材業界人がもっと真剣に「木を伝える事、語る事」に取り組まなければならないと思います。奇しくも本日私の46歳の誕生日であり、フェイスブックで多くのお祝いのコメントをいただきましたが、語り部が珍しい存在であったり、(なぜだか)他人事では木材業界に未来はありません。追い風が吹いているうちに帆を揚げねば間に合いません。ステージを移してでも、独りになろうとも、春の嵐に負けない旗を掲げる、それが46歳の木材屋の決意であります!
★明日4月4日は、恒例の節句休みで、会社はお休みです。
先日から家内がテレビ愛媛さんの取材を受けておりました。どうやら『木育』についての番組だそうです。本日も、チーフディレクターの水沼智寿子さんが来られて倉庫や事務所の様子を撮影されました。今回は家内の『木の玉プール』などの木育活動が対象なので、私は潜んでおりましたが、家内が少し席を外さねばならなくなったので、その間の水沼さんに倉庫の中をご案内。倉庫内は棚卸し直後でハチャメチャな状態ではありましたが、ここぞとばかりいろいろと木の話をさせていただきました。
水沼さんもご自宅に無垢のテーブルをお持ちとかで熱心に話を聴いていただきました。ご結婚の際の嫁入箪笥のご予約までいただきました(証文付)!ガチガチの取材だと話しづらい事も(逸話や伝承、神話、本当のような嘘みたいな話などなど、内容がいつも適当ですので放送には不向きな事も多々あります。ただそれが木の物語の面白さだと思っているのですが)カメラがオフなのを確認したうえでいろいろ話させていただきました。さて、レンズの向こうで木育はどう映ったのでしょうか?
なんだか木の世界って面白そう!ってな余韻を残して、裏方の私の出番は終了。明日4月3日夕方のEBCスーパーニュース(地元ローカル)の番組のコーナー内で放送されるという事ですが、あくまで愛媛県内の「木育」にスポットを当てた内容ですので、他にも木育活動に取り組まれていらっしゃる団体・企業の中の1つとしての紹介です。短い時間だと思いますがお時間ある方はご覧下さい。水沼さんに恒例の「木にサイン」をお願いしたところ、番組愛が滲み出た芸術的なサインをいただきました!
最近木育にも少しずつ光が当たるようになってきたのは嬉しい限りです。ショートショートの木の話を聞いていただいた後の『締め』は、実際に本物に触れていただく事。いくらイメージが膨らんでも実像が伴わねば、日本文化を話し合う会議の席上でペットボトルのお茶を出す愚と同様になりかねません。やはり見て、触れて、匂って、五感で味わっていただいてこその『木』。なるべく身近なところで木を感じていただきたいと思うのです。次回は、『材』の方の取材と嫁入箪笥の打ち合わせをお待ちしていま~す!
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