当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。
先週の「週間 愛媛経済レポート」において、弊社が現在取り組んでいる『モザイクボード』の記事が掲載されました。これは、本年度の愛媛県の「平成23年度がんばるものづくり企業助成事業」の採択を受けて行っているもので、従来から検討課題であった【森のかけら】に利用できないサイズの端材の新しい出口として考えています。以前に自社単独でいくつかの試作品を作ってみました。それについては、このブログにおいても紹介させていただきましたが、まだまだ研究課題もありました。
しかしこういうものは、実際に使ってみてもらわないと現実的な課題というモノは見えてこないので、もっと多くの試作品を作り、データを集積する必要があります。そこで昨年この事業に応募したところ、採択に至りました。拙ブログでは『カラーミックスボード』という名前で紹介していましたが、これを機に名称も変更。その特徴を体で現した『モザイクボード』と命名させていただきました。名前が決まるといろいろ発想が湧いてくるタイプなので、これで明確なイメージも拡がります。
従来こういう積層のカウンター材は、メルクシパインやタモなど単一樹種での積層が主流で、収縮や強度、色合いの異なる樹種を使って積層加工するなどというのは「業界におけるタブー」です。下手するとクレームを作るようなものだと!と同業者からは厳しいご指摘もいただきました。そんな奇をてらったものが売れるはずがないとも。そんな声は【森のかけら】を作り始める時に嫌というほど聞かされましたので慣れています。ええ、私もその通りだと思います。だからこそ弊社のような零細企業が取り組む意義があるというもの。
消費者ニーズが多様化する中、こういう精度や価格重視のモノにも「個性やデザイン性があっていいのではないか」というのがこの商品コンセプトです。それを具現化するが、弊社に眠る選ばれし端材たち。乾燥具合が完璧で豊富な在庫がたっぷりあるという事が前提条件でもありますが、それ以上に「無謀にトライする心」が重要だと思うのです。【森のかけら】も含めて弊社が作る商品に共通しているのは、『誰でも作れるけれど誰も作らないという事』。そんなモノ作っても儲からないから作らないだけだ・・・
何とでも仰ってくださって結構です。世の中、実際にやってみる人とやらないで諦めたり批判する人との2通り。そしてこの事業こそは、そういうチャレンジャーの背中を押していただけるありがたい錦の御旗。私の場合それに取り組めるのも、100数種類に及ぶ経済活動の生き証人たちの夢のかけらたちのお陰です。見果てぬ夢と端材ありきの発想が、私のものづくりが原点となっています。この商品開発については、さまざまな試作や強度試験等など長期スパンで考えていますので、改良されたモノが世に出るようになるのはやや先に事になると思いますが追って経過報告させていただきます。
たまたま偶然ですがこの『モザイクボード』の記事が掲載された紙面に、㈱ピーエスシーさんの「通気業績予想を上方修正」という記事が!社長の相原輝夫さんは同じ丙午生まれで、かつては設計士として家づくりにも辣腕を振るわれていました。先月、銀行の新年会で久し振りに顔を合わせていただきましたが、卓越した企業経営でいまや医療システム業界のリーディング・カンパニーの長。八面六臂の素晴らしい活躍は、同じ丙午生まれとして誇りに感じます。そんな立派な企業と並んで同じ紙面に掲載させていただいて大変恐縮です。その中身は比べようもない雲泥の差がありますが、卑屈になることなく、己は己の器の中で精一杯ベストを尽くすのみ!きっといつかこの『モザイクボード』が評判になって、次はチャレンジの後の「成果」でも名前が出していただけるように頑張りたいと思います。
昨日の話の続きになります。このミックス・カラー・ボードの販売価格は、¥50,000/枚(消費税別)です。それほど高いかと思われる方、意外に安いと思われる方、妥当と思われる方、さまざまだと思います。商品に対する価格を決定する時は相当に悩みますが、作る側の論理ばかり優先して売れなくては意味がありません。かといってあまり既存の商品を意識しすぎては、供給が続かなくなります。「強くなければ生きられない。優しくなければ生きる資格がない。」某食品メーカーの昔のCMのこのコピーがとても好きで、この「強く」や「優しく」を別の言葉に置き換えれば、いろいろな事に転用可能です。消費名を決める時と、価格を決める時であれば、商品名を決める時は弾けた発想が出来るのでとても楽しくアドレナリンが出まくるのですが、価格の決定は気分がどうしても重くなります。
その気分を、これがO百枚売れたら、O百万だ~!と、捕らぬ狸どころか、猟の準備もする前からの皮算用で二ヤニヤしてしまうのですが、そういう下心が強い物は決して売れません・・・よく出来た物だと思いますが、無心に作ったモノは案外反応がいいのです。やはり商品にも「気」が出ますね!このミックス・カラー・ボードについては、発想が湧いてから一気に作り始めましたので、ほとんど邪心が入っておりません(自分で書いていて、どういう商品説明をしているのかとも思いますが・・・)。
本日の画像は全て商品番号MBC-#06のミックス・カラー・ボードのモノになります。これが完成後の色合いとご判断下さい。右の画像は半分だけ塗装した状態。濡れ色になって生地の色合いがとても鮮明になってきているのが分かると思います。基本的には無塗装での販売を考えていますが、ご要望があれば塗装(植物性オイル限定)まで行います。この1枚のみ塗装後の仕上がり具合をご覧いただくために植物性オイルで全面塗装してみました。
塗装すると、異樹種混合のため毛羽立ちが出ますので必ず、乾燥後に軽くサンディングして下さい。こういう商品ですから、実際に1枚ごと見ていただかないと分からないとので、地元で少しずつ販売させていただくつもりでした。それが予想外に県外からのお問い合わせが相次ぎ嬉しい悲鳴です!【森のかけら】のようなモノであれば配送も簡単ですが、このような長くて重いモノは、梱包や発送にも気を使います。どの地域が何枚で幾らになるのか、まだ詰め切れていませんが、ご興味のある方はその都度お問い合わせ下さい。
塗って磨いてを2回繰り返してこのような仕上がりになりました。自分なりに相当満足~!今まで小さな商品ばかりでしたが、ようやっと「少し大きめな出口」も出来ました。さて今後は、商品すべてを細かくアップする方法を検討中ですが、とりあえずこの画像が現品となりますのでアップにしてご覧下さい。異樹種が混在していますので、ハードウッドとソフトウッドでの触感の差は当然ありますし、それぞれの樹種の収縮による微妙な凹凸もあります。それらをすべて楽しんで使っていただける寛容な方におススメいたします!
以前にこの商品をアップしてから、サンプル希望のお問い合わせを多数いただいているのですが、申し訳ありませんがまだカットサンプルを作る余裕もありませんし、これってカットサンプル作っても意味があるかどうか分かりません。端材を捨てるのがモッタイナイとうところがスタートの商品ですので、サンプルを作って捨てられるのもモッタイナイと考えてしまいます・・・。そうは言ってもまあ初物ですから何かしらの現物を換金出来る見本はあったほうがいいですね、何か考えます。まだまだ改良点もありますが、とりあえず形にして世に出さないと何も始まりません。「端材の新しい出口」がまたひとつ見つかりましたので、どうにかこの出口も大きく育てたいと思っています。この出口を通る際にも、「オモシロ好き」、「心が寛容」、「かけらファン」というパスポートが必須となりますので、どうか持ち忘れのないようにご注意下さい。
◆ちなみに塗装までした場合は、¥55,000(消費税・送料別)になります。全面2回塗装+全面サンディング/塗料は、アトリエ・ベル社のクラフト・オイルフィニッシュ
いろいろイベントなどが重なり、すっかりアップが遅くなってしまったのですが、以前予告しておりました『ミックス・カラー・ボード』の第二弾が出来上がっております。まだ完璧とまでは言い切れませんが、少しずつ改良が進んでおります。繰り返し言っていますが、あくまで端材の活用から生まれた商品なので大量には生産出来ません。かといって1枚ずつ作っていたのではあまりにもコストがかかり過ぎるので、端材の加工を作り貯めして、ある程度まとまったら一気にプレスします。
ですので一度に出来るのは10枚程度。通常の単一樹種のフリー板に比べると、全体の配色を考えながら組み合わせを考えなければならないので、数倍以上の手間がかかります。こういうモノって当然私一人で作れるものではありませんので、たくさんの方が関わっていただいていますが、そのすべての工程(端材の木取りから最終加工まで)で、オモシロイモノを作ってみようという気持ちがなければ決して生まれてはきません。そういう方々が身近なところに居たからこそ、この商品が生まれる事が出来ました。
今回出来上がったのは、長さ3100X幅600X厚み27㎜サイズです。長物(4m)のリクエストも多いのですが、オーダー商品では無いので、倉庫での保管を考えると現状では3mに限定しています。注文があれば4mも可能です。また厚みについても30mmとか出来るのですが、その場合は木取りから調整せねばなりませんので、納期はかなり覚悟していただかねばなりません。なにしろ端材ベースの商品ですので、いつでもどこでもすぐに・・・という訳にはいきません。
10~15樹類の木を使っていますが、なるべく色合いが偏らないように配慮しているつもりです。ただ思うような色合いの樹がいちでもふんだんに無いところが「端材」の特性(!)。どうしても赤い木とか黄色い木が欲しい~と思っても、そこはガンジーの心境でひたすら耐え待つしかないのです・・・。【森のかけら】はじめ、弊社の商品の多くが「端材」を主要素材としていますので、商品アイテムが増えるに従って、「特徴ある端材」はドンドン減っていきます。私のサジ加減ひとつではあるのですが、これは【森のかけら】にしようとか、これは【円き箱】にしようとか、なるべく素材を有効に使えて無駄の出ない商品に換えたいので、端材から端材が出ないようにキッチリ使います。今回の分には『サッチーネ』などの激しい赤身が少なかったのですが、作るタイミングとかでそれぞれ1枚1枚が「個性」ですので、そこはどうかご理解下さい。この項、明日に続く!
Category
- 1. 今日のかけら
- 2. 木のはなし・森のはなし
- 3. 木の仕事
- 4. 草と虫と鳥と獣と人と
- 5. 木と映画と舞台とテレビ
- 6. ひと・人
- 7. イベント・講演会
- 8. 気になるお店
- 9. ちょこっと端材
- WOODENTAG& 日本百樹札
- 「森のかけら」舞台裏
- えひめイズム
- おとなの部活動
- お酒にまつわる話
- かけら世界紀行
- かけら日本紀行
- アート&デザインのかけら
- オフセット・クレジット
- オンラインショップ
- キッズデザイン&ウッドデザイン
- スポーツと木
- ハードウッドとウッドデッキ
- パプアニューギニアL.M.H
- フルーツウッド
- メディアあれこれ
- モクコレ WOOD COLLECTION
- モザイクタイル
- モザイクボード
- 一枚板を見せていこう!
- 円い森・円き箱・木言葉書
- 媛すぎ・媛ひのき
- 愛媛のこと
- 愛媛木青協のこと
- 木と本
- 木のものあれこれ
- 木のものづくり+α
- 木のもの屋・森羅
- 木の家具
- 木の玉プール
- 木育のこと
- 未分類
- 森と生きものたちの記録
- 森のかけら玉
- 森のかけら36・森のかけら100
- 森のこだま/森のたまご
- 森のしるし
- 森のめぐみ
- 森のりんご
- 森の出口
- 森の砂・森の粉・森の羽
- 森の5かけら
- 無垢の家具
- 異業種&産官学
- 端材のこと
- 誕生木・12の樹の物語
- 道後温泉とかけら屋
- 都市林業とビーバー雑木隊
- Loopto in Ehime
Archive
Calendar
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 | |||||
