森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
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自社のオリジナル商品作りたいという長年の夢が結実したのがおよそ10年前。山のように積みあがった端材を生かして、大五木材にだけしかなくて、大五木材しか作ろうとも思わない商品、それが広葉樹だけで作る積層フリーボードモザイクボード』です。当初はメルクシパインやタモの積層フリーボードで十分でそんな高いもの使えんわ、と商談の俎上にすらあげてもらえませんでしたが地道なPRを続け、ブログなどをご覧になった東京や名古屋などの都市圏で飲食店のオーナーから直接問い合わせをいただくようになり、少しずつ売れるように

その施工写真をサイトにアップしたら、またそれを見て少しずつ注文も入るようになり、やがて松山市内でも使っていただけるお店が増えてきました。製作当初はこういう商品は設計士さんにPRするものだと思い込んでいましたが、結果的にはオーナーや施主さん本人が気に入ってもらい現場や新築現場で採用していただきました。地元のハウスメーカーさんも、「ご自分で気に入ったものがあれば」というスタンスだったのが幸いしたんだと思います。この商品は、見た瞬間に「面白い!」と思っていただけるかどうかがカギで商品説明は後付けみたいなもの。

手前味噌ですが感性に訴える『感性商品』だと思っていて価格というハードルを面白さが越えられるかどうかの1点勝負です!そういう商品ですから、まあ通常の木材の流通ルートには馴染みません。だっていつ売れるかも分からない商品を誰も在庫なんかしてくれませんから。私もそのルートは諦めて興味を持って問い合わせしていただいお客さんを丁寧に底まで引きずり込んで差し上げる『蟻地獄商法』で販売してきました。そんな中に現れたのが、大量のモザイクボードを在庫しようという無謀で勇敢な材木屋。加賀百万石の石川県金沢にある(株)ムラモト

20210803 4 社長の村本喜義さんは幾度となくこのブログにも登場していただいている私の兄貴分。自分は安全地帯に身を置いて業界の批判を声高に叫ぶ腰抜けが多い中、自ら最前線に立って弾を浴びながらもひるむことなく涼しい顔で突き進む。理論と実践に長けたコマツのブルドーザーのようなお方(コマツは石川県本社)。その村本さんの所でモザイクボードを扱ってもらいたいという願望が遂に実現!新築されたばかりの倉庫で開催される今月の銘木市にお披露目と相成りました。という事で製作秘話などを盛りに盛ってお話しさせていただくべく今月の22日は金沢へ馳せ参じます!




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