森のかけら | 大五木材


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20100505 岩の惑星・カルストの絶景2 ①どこの集団旅行かと見まがう軍団が、今回の踏破チームです!家内の両親と、私の家族(5人)、兄家族(2人)、弟家族(4人)、妹家族(3人)、家内の弟家族(6人)の計20人!車もワゴン車3台の一大旅行団です。これでまだ、私の兄家族(3人)、家内の弟家族(5人)が欠席でしたから、全て揃うと大型バスが必要な規模になります。両親は亡くしましたが、兄弟はもとより家内の両親・家族とも仲の良い付き合いをさせていただいているのはとてもありがたいです。ちょうど子供たちも同じ世代なので、皆とても仲良しで、小さな田舎の小学校並みの大所帯です。この大野ヶ原は、日露戦争後に香川の善通寺師団の演習場になり、その後も軍馬の放牧地や砲兵演習場となっていたため、この地の入植が始まったのは昭和の時代になってからという事のようですが、最初に入植された方々もこういう大家族が助け合いながらかの地を切り開いていかれたのではないでしょうか。

20100505 岩の惑星・カルストの絶景②-2 入植前後には営林署がカラマツの植林を勧め、一時はカラマツの森に覆われていたという記録もあるようです。この環境ですから、寒さに強いカラマツも根付いたのではないかと思うのですが、利用価値が低いことから断念されたのでしょうか。まあそれも無理がない話です。当時であれば、杭や矢板の原料に想定されたのでしょうか。日本一の桧の生産地において、カラマツはさぞ冷遇されたのかもしれません。入植された方は語りつくせないほどの苦労をされたようですが、ファーストランナーはいつも風の抵抗を誰よりも強く受けるものです。でも、もしもこの地がカラマツ林に覆われていたら、秋にはさぞ美しい紅葉が拝めたことでしょう。もしかしたら、愛媛産のカラマツ・フローリングが作れていたかも?いかん、いかん、失くした物に特別な感情を抱くのは人間の性(さが)です。

 

からまつちなみに、今取り扱わせていただいているカラマツは、信州の木材杜氏(有)ナチュラルウッド南波健一さん作る長野県産の『南波(ななみ)カラマツ・フローリン』ですが、この風合いは私の大のお気に入りです。自宅のリビングにも使わせていただいておりまが、経年変化で飴色に染まっていくその様子は、秋のカラマツ林の美しい錦秋の風景に似て、家の中のもうひとつの絶景です!カラマツは油脂分が多く、しかもねじれて成長する特性があり、非常に手の掛かる素材ですが、だからこそ尚更に愛着を感じずにはいられなくなるのです。 

20100505 岩の惑星・カルストの絶景2 ③最後に、絶景で息子を抱えて、サンマルチのならぬ「人間飛行機」に挑んだのですが、息子が頭上でジタバタして不完全飛行?まあ、この後方は標高数100m下の高知県の町を望む急斜面ですから無理もありませんが・・・。3日の久万高原町の竹森ガーデンのオーナーズフェスティバルと合わせて、『森と山いっぱいの連休』となりました!両親の法事もありましたが、高橋家は人混みよりもこういう場所が似合っているようで、家族それぞれに喧騒とは無縁の大自然の恵みを満喫しました。心の底からリラックスできた、負荷のかからない連休となりました。




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