森のかけら | 大五木材


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20100701 大阪梅雨の陣、閉幕①大阪の全国大会が終わってもう10日以上も経つのに、未だに大阪ネタもどうかとは思うのですがこれにて打ち止めです。まあ次から次へと色々な事を体験できた大阪大会も、この通天閣の眺めとともに余韻を残しながら幕を閉じました。随分久し振りの大阪でしたが、いつもの空港と駅周辺の「よそ行きの大阪」とは違う「ほんまもんの大阪」に触れることが出来たような気がします。いつもの全国大会では、前後に産地の工場とか木の店に行くのが定番だったのですが、時にはこうして街に触れるのも面白いです。大阪の街を見下ろしながら色々な事を考えました。

20100701 大阪梅雨の陣、閉幕②こういう場所で「木を売る仕事」をするってどういう事なんでしょう。土地代も高い都会で、それなりの敷地を必要とする田舎の材木屋のような形態はあり得ない話です。必要最低限の敷地で、高付加価値の住設などを扱わねば経費も出ない事でしょう。販売比率のうち木材が2、3割で後は住設など新建材という形態の店が大半なのでしょう。松山のように材木屋が純粋に材木だけを扱っているような所など他では珍しいのではないでしょうか。当社でも昔(20年前くらい)は少し新建材も扱っていましたが、どうしても私の肌に合わず取り扱いを止めてしまいました。

20100701 大阪梅雨の陣、閉幕③そんな事では駄目なのかもしれませんが、性格的に新建材を扱うことにモチベーションを保てません。小さな店でも自分の店ですから、自分が納得できない物を売っても仕方ありません。小さな店だからこそあえて、自分が惚れて自信の持てる商品だけを勧めたいと思うのです。事務所の2階にショールームを開設以来、内装は随分古くなりましたが、何百人という方がお見えになって、たくさんの話をさせていただき、多くの夢が花咲きました。この大阪とは比べ物にもならない小さな町の小さな話ですが、夢の大きさはいずこも同じ。人口の多い所では大きな商売が出来るのかもしれませんが、自分の性分には合いません。小さな町で、木が好きで好きでたまらないマニアのような方と膝を交えて楽しく木の話が出来る商売が身の丈ほどです。、「天に通じる高い建物」という意味で、命名されたという通天閣を見ながら考えました。

 

20100701 大阪梅雨の陣、閉幕④本日も以前に新築で関わらせていただいたお施主さんが、ご友人を連れて来ていただいて、テーブルのご相談。別の話で盛り上がり成約には至りませんでしたが、こちらもいきなりそんな気もありません。まずは木のファンになってもらってそこからスタートです。でも、こうしてご縁のあった方がご友人を誘って来ていただけるのはとてもありがたい事です!町が小さい分、人のつながりは濃密で、神経ネットワークのように人と人の連鎖が絡み合っています。当日も知り合いが次々に繋がり過ぎて恐ろしいほどでしたが、これも偶然ではなくそうなる運命だと思います。

20100701 大阪梅雨の陣、閉幕⑤さて、これで大阪ネタも終わりですが、実は最後の最後にもうひとつハプニング!空港で飛行機を待っていると、今到着した飛行機の中から、数時間前に松山に向かって飛び立ったはずの實田さん姿が・・・!何と松山空港上空が霧が深くて着陸できず、三度着陸を試みて断念!そのまま伊丹まで引き返してきたのです。そして、我々が乗るべき便にも『天候不順のため引き返す場合あり』の無情の文字が・・・!え~っ、もしかして奇跡の往復欠航か~!もう笑うしかないような状況になりました。この時期、松山では結構欠航も多いんです・・・冗談じゃない!

20100702 大阪梅雨の陣、閉幕⑥空も霧を呼びそうな不吉な曇天でしたが、ボンバルトのプロペラ機が頑張ってくれました。まあ、揺れに揺れましたが!どうにかこうにか無事に帰ってこれました。来年の第56回全国大会は、関東地区の主催で落合祐二会長のもとさいたまスーパーアリーナで開催されます。22年度の田島実行委員長が熱くPRをされていましたが、さいたまスーパーアリーナといえば総合格闘技の聖地。私の現役最後の大会が、大好きな総合格闘技の聖地というのもありがたいご縁です。それでは名残は尽きませんが、これにて長い長い大阪梅雨の陣、閉幕と相成ります~。




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