森のかけら | 大五木材


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少し前になりますが、久万造林㈱井部健太郎君の紹介で、今度東京の銀座で飲食店を開くという方にお会いしました。井部君の遠い縁戚になる方のようですが、お互い面識はないようで初対面だったようです。そのお店が、産直野菜と炭火焼のお店で、ついては縁やゆかりのある久万高原町の野菜も扱いたいということで、愛媛に来られたみたいです。詳しくは、井部君のブログに詳しいのでこちらをどうぞ。

食材の仕入という目的だったと思うのですが、夕食に誘っていただき同席しました。さんと浅野さん、若いお二人ですが熱意が溢れています。何か新しい事を始めようとするような意欲的な人と話すのは楽しいです。こちらまで元気を分けてもらいます。幾つになっても挑戦する気持ちをなくしてしまってはいけません。『夢』を大きな声で語れなくなってしまった時、その人の『青春』も終わってしまうと思います。私も永遠に『夢を語る場愚かな青年』でいつづけたいと思っています!お店の名前は『GINZA 一匠』。

GINZA一匠

食材の話については私の出る幕もありませんので、専門の『八百屋木っちん』さんにお任せです。私はその食材を盛る『木の器』のお話を(勝手に)させていただきました。その甲斐あってか(?)、お店で使うお膳のご注文をいただきました。『丸膳』をまとめてのご注文です。ありがたい!遂に、『丸膳』東京進出です!大急ぎで製作にかかりました。お店は今月の23日(月)にオープンとの事で、間に合うように大急ぎで仕上させていただきました。

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 素材は杉ですが、ただの杉だと思ったら大間違い。井部君のところで2年前に伐採した『新月伐採の新月杉』なのです。『新月杉』については長くなるので、詳しくはまた後日改めてアップします。その板を購入し、弊社の倉庫で充分に乾かせたものの中から、木目と色合いのいい物をより出して加工しました。丁寧に面取り加工をして、植物性油を2回塗装してよく乾かせました。自分で言うのもなんですが、杉独特の優しい風合いがよく出たと思います。

この商品もいよいよパッケージなどが揃い正式に販売が見えてきました。4月にはホームページでもアップしていくつもりです。今回は正式販売を前に、東京お披露目です。『森のかけら』同様いろいろな種類で作っていますが、今回はお店の雰囲気や料理との相性から『杉』を選んでいただきました。他にも200X200㎜の『角トレー』のご注文もいただきました。こちらも杉です。なんといっても久万の食材には、久万の杉がぴったりでしょう!この膳の上を久万の食材が彩る姿が目に浮かびます。

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杉は柔らかい素材で傷もつきやすいです。植物性油塗料は含浸性なので保護能力は高くはありません。その反面、杉のぬくもりのある触感を損なわず、使うほどに艶や光沢も生まれます。要は、本人がそのものに何を求めるかという事に尽きます。産地の新鮮な食材を扱うお店としては、杉の植物性油仕上げという素材を選んだというところに、経営者の店に対するコンセプトの一端がうかがえます。

東京出張の際には是非伺わせていただくつもりです。東京の飲食店経営というのは、生き馬の目を抜くような厳しい世界だと思いますが、お二人の情熱があればきっと成功すると思います。頑張ってください!そして『丸膳』も少しでもお役に立てますように!




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