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本日は愛媛木青協の12月役員会&忘年会です。まだあと3ヵ月残っていますが、今年1年間いろいろな活動がありました。若い会員が増えて平均年齢も一気に若返りました。毎月の役員会の参加人数も多くなって、数年前の閑古鳥状態がむしろ懐かしく感じるほどです。会議後の忘年会を控え、市内の飲食店での会議となりましたが、本日もテーブルから溢れるほどの会員が参加。年明けには、新年会更に2月には美作&出雲との3会団合同役員会も企画されています。
先月、岡山会団や美作会団がそれぞれ50周年や40周年の記念行事を開催されてのですが、我が愛媛木青協も昭和47年に設立していますので、もうすぐ設立40周年を迎えます。ですが、今まで過去の記録を正確に保存してこなかったので、この機会にきちんと記録を保存して残していこうという事になりました。会長や総務、副会長や出向者など。自分が入会してからの記録は総会資料などを元に、現役会員からも情報をいただき、ほぼ埋まったのですが、30年前以降になるとさすがに記憶もおぼろげ・・・
物持ちの良さでは歴代愛媛木青協会員の中でもピカ一の瀬村要二郎さんから、昔の資料を貰い受け少しずつ空白が埋まりつつあるのですが、設立当時は新聞を発行されていたりして、他会団との交流の様子が日焼けした紙面から蘇ってきます。白黒写真は顔の判別も難しいほど劣化しているので、とりあえず保存のために今回紙媒体もスキャニングしてデータ化するのですが、懐かしさも閉じ込めてくれるのは紙媒体ならではの感覚だと思います。紙の黄ばみ具合も独特の匂いも、なつかし体験の必要要素です。
紙媒体では長期間の記録においては限界があるかもしれませんが、デジタル化されるほどに感情や思いなどが削ぎ落とされ無味無臭な記号となってしまうのは複雑な気持ちです。木にとっても、実際に触れたり匂わなければ体感できない『質感』は、無垢の生命線です。そこに傷が刻まれようとも、経年変化で退色しようとも、長い時間かけて閉じ込められた思いがあるからこそ、単なる機能的なモノを超えるのだと思います。いつか今宵飲んだテーブルに触れた時、当時の記憶や友の姿や声が懐かしく思い出されるのでしょう。
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