森のかけら | 大五木材


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20110627 森とアートの融合する日①先日、覚悟を持って臨むと言った舌の根も乾かないうちに、前言を撤回したくなるほどの酷暑でありました。伝票を書いていても、汗で紙が腕にへばりついてベトベト・・・。まだ風があったのが救いでしたが、厳しい夏の足音はすぐ傍らで聞こえています。ただ熱いのは温度ばかりではありません。太陽に負けず劣らず熱いイベントが目白押しなのです。本日はそのうちの一部をご紹介します。昨日の日曜日、酷暑の松山市を避けて、四国の軽井沢・久万高原町を目指しました。三坂峠からの眺めも壮観です。

 

20110627 森とアートの融合する日②久万美術館に集合して、こちらでイベントの幕が上がります。本日のイベントは、芸術活動を通して地域活性化を目指すアート集団「アートプラットホーム」さん主催の『山の基地フィールドワーク』です。ほんの4、5年前までは、アートの分野の皆さん方と融合するような活動は夢にも思い描きませんでした。しかし、考えてみれば森や木に対するアプローチの手法こそ違えど、それをベースに何かを創り出すスタンスは同じ。むしろ今まで繋がらなかったのが不思議なくらいですが、灯台下暗しとはこの事でしょうか。

 

20110627 森とアートの融合する日③さて、まずは久万アートの聖地・久万美術館で、森の働きを学んでいただきます。我々愛媛木材青年協議会は、主に肉体労働部門のお手伝いです。今回7人の会員が集合。その中には、つい先日新たに入会したばかりの愛媛県森林組合連合会の企画管理課主任 の宮浦英樹君の姿も(右から2人目)!ドンドン会員が増えていくのは嬉しい事ですが、その分1、2年生の比率が高くなりますので、「継承」が重要になります。本来ならばこういうイベントにこそ「若手」の参加が望まれるのですが、集まったのはロートルばかり・・・。

 

20110627 森とアートの融合する日④まあ、自分達がそうであったように、そうなったらそうなった時で、どうにかなるんだと思いますが・・・。この小さなコナラの苗木は、後ほど植林するわけですが、頼りの無い華奢な幹もひとたび地面に根を張ると、後は目に見えない土の中で一生懸命に根を伸ばします。たっぷり根が張ると、今度は天に向かって背を伸ばしていくように、外から見る以上に内面ではそれなりの葛藤や苦悩はあります。早急に結果ばかりを求めては大木は育ちません。我々も先輩にそういう温かい眼で育てていただきましたから・・・。

 

20110627 森とアートの融合する日⑤後ほどたっぷり紹介する「木のトンネル」を設計された設計士の武智和臣さん(アトリエA&A)から、「森の実情と役割」のお話がありました。具体的な林業についてこそ、井部健太郎君から説明もありましたが、本来こういう話こそ我々愛媛木材青年協議会が果たすべき役割。まだまだ働きかけが足りません。しかし、森の事を子どもと大人同時に理解してもらうように話すのは難しい事ですね~。どう伝えるかで、どう感じるかが変わります。『森を知ること』は、『森を語ること』であり『森を聴くこと』であります。さあ、明日は森に出てみましょう!




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