森のかけら | 大五木材


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20111127 1わくわくどきどきわいわい木で遊ぼう』のイベントには大勢の方がお越しいただき本当にありがとうございました。家内達、大五木材女子部が主催しているイベントなので、私はもっぱら運搬+ビデオ・撮影係でしたが、子供達だけでなく大人も夢中になる楽しいひと時になったのではないでしょうか。定員制でしたので、参加できなかった皆さんにもその時の空気感を味わっていただければと思います。まずは、第一部・「童具館」館長の和久洋三先生の講演『こどもの目が輝くとき』でイベントスタート!

 

20111127 2聴講されたほとんどが女性の方でしたが、内容は父親に置き換えても通ずる子育ての核心に触れる事で、共感させられるお話でした。私も小さな頃は本気で美術の道に進みたいと思っていたのですが(小学高学年まで!)、そういえば母親はいつも私の描いた絵を笑って褒めてくれていました。お話を聴きながら、学校で絵の表彰状をもらうと、母親に見せるのがとても嬉しかった事を懐かしく思い出したりしていました。子供にとって身近な母親が最大の味方であり理解者であり自分のファンであった時期があるものです。私の母は優しくもあり厳しい人でしたが、不思議と子供の頃の若い母親の笑った顔しか記憶に残っていません。子供にとって親の笑う姿はかけがえのないもの。子供が笑顔になるためには、親が笑顔でいることなんだと・・・心に誓う事と実践できる事の大きな壁を認識しながらも、そのための一歩は踏み出そうと・・・。

 

20111127 3お話を聴いていると何だか久し振りに筆をみたくなりました。創造する事は精神の浄化だと和久先生も仰っていましたが、発散して中身を空っぽにして次のモノを入れる事も大切ですね。さあ、講演会の後は、子供達(親たちも)お待ちかねの積み木のワークショップです。和久先生も床に座り込まれて、子供達と同じ視線で積み木の説明。子供達は待ちきれない様子で、始めの掛け声開始とともに、皆夢中で積み木を積み上げて行きます。この膨大な数の積み木は、和久先生の『童具館』から事前に宅急便で送っていただいていたものです。形は立方体、直方体が基本で、それが微妙に長いモノ、薄いモノなどバリエーションがありますが、実は一定の法則に基づいて作られていて、形は違っても幾つか積み重ねると高さが合うようになっているのです。これが『自由の中の秩序』!あっという間に室内には超高層タワーの建設ラッシュ!

 

20111127 4しばらくすると、あちこちでタワーの倒壊するクラッシュ音と悲鳴と歓声!何をどのように作ってもいいですよ、と言われているにも関わらず子供達は(親も)無心で、上に上にと積み上げていきます。それは人間の潜在的な上昇志向の現われなのでしょうか?秦の始皇帝が天に届けと建てた阿房宮のように、皆一心不乱に天を目指していくのです。その一方で、万里の長城を作る猛者も現われます!素晴らしい~みんないろいろ違って面白い!積み木ってこんなに自由なんだと改めて実感。この後、更にとんでもないモノが登場するのです!




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