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先週少しだけ松山でも雨が降ったので、夜間断水は延期になりましたがまだまだ不安です。農業用水も生活用水も大変ですが、雨が少ないということは、何もかもが乾燥しているわけで火災の心配も尽きません。そんな折丁度今日は松山市消防団員の教育訓練会があり、参加してきました。もう数年前の話ですが、弊社でも倉庫で火災を起こしました。幸いにも加工場の倉庫の一部を焼いただけで済みましたので大事には至らなかったのですが、その際にも地元の消防団の方々にもお世話になりました。当時は消防団に入っていなかったのですが、その後縁があって潮見分団に入団させていただきました。とはいえ仕事柄、事務所や家にいないことも多く実際に火災現場行けた事はまだありませんが・・・。
朝からたっぷりお昼まで教育訓練を受けました。数年前に入団していたのですが、時間が合わず今頃の教育訓練となりました。女性の方も含め、全員で100名近くいたのではないでしょうか。主に20歳~30歳代の若い方中心でしたが、若い方が多くビックリしたのと同時に少し頼もしい気持ちにもなりました。いろいろ教えていただきましたが、全国に2400もの消防団があり、約90万人もの団員がいるそうです。そのうち女性の方が約1,6万人、ちなみに松山市は現在2250人ほどの団員がいるようです。
消防団の組織や身分、現状などの説明と実務教習がありましたが、実務の方は短時間なのでこれでバッチリという訳にはいきませんが、緊張感もあり整然とした訓練でした。水不足の事もあるので、豪快な放水はしませんでしたが、火事に立ち向かうための訓練ですから身は引き締まります。
木材にとって火事は切実な問題だけに、常に防災意識を持っておこうと思います。少し前にも、確か広島県の方で木材会社で火災が起きていましたが、木材の倉庫は乾燥した木材が山積みで、ひとたび火がつけば大惨事になりかねません。密度の高い低いによって多少の燃えにくい木、燃えやすい木というのはありますが、火災になったらそんな事関係ありません。折角の銘木も灰になってしまえば何にもなりません。
かつて城作りの際には、場内に【エノキ】を多く植えさせたそうです。それは、【エノキ】が燃えやすい木で、その語源も『燃え木』が転化したという説もあるほどで、古くから薪炭の材料にも使われてきました。城攻めのいざという時のための燃料として考えていたようですが、よく燃えなければならない木と、燃えては困る木があるというのも貧皮肉な話です。『木と火』については、深い話がたくさんあるので、また改めて。
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