モザイク・フライト！？

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モザイク・フライト！？

5. 木と映画と舞台とテレビ | 2013/03/13 PM9:34

久し振りに四国外の出張が入り、飛行機に乗る事になったのですが一抹の不安が・・・。というのも、先日映画館で観たある映画の予告編が脳裏をよぎるのです。以前に雑誌でその作品の存在を知ってからは、決して飛行機に乗る前には絶対観ないようにしようと心に決めておいたのですが、（予告編ですから何の予告もなく）その数日後に飛行機の乗らなければならない私の眼前のスクリーンに大写し！そう、アカデミー賞にもノミネートされた飛行機パニック映画『フライト』です。

名匠ロバート・ゼメキスと名優デンゼル・ワシントンが組んだ骨太の人間ドラマなんだという事は、わずかな予告編からもうかがい知れるのですが、問題は飛行機の墜落シーン。過去にも飛行機が墜落したり、ハイジャックされて危険に陥る映画は沢山観てきましたが、ＣＧの進歩とともにその画像もますますリアルになってきて、鉄の塊が空に浮かぶ事に疑問を感じる者としては、予告編ですら臨場感が半端ではありません！

しかも搭乗したのは、小型のカナダ・ボンバルディア社製のプロペラ機。世界各地で事故やトラブルが相次いでいて、数年前にも高知龍馬空港での胴体着陸も脳裏に刻まれています。四国の上空は気流の乱れもあるとかで、小型のプロぺラ機はいつも強風に煽られフラフラ。ヒヤヒヤする気持ちを抱いて乗るのは毎度のことながら、今回は得映画の予告編の事がオーバーラップして、一層不安が高まります。特に大揺れのハードランディングは、心臓に良くありません。大阪までですと、離陸したと思ったら数１０分ですぐに着陸態勢に入りますので寝る間もありません。久しぶりの飛行機は不安がいっぱいでしたが、伊丹空港では思わぬ収穫がありました。空港内のレストランの壁面にモザイク柄が！昔からあったのか、最近作ったのかは知りませんが、嗚呼なるほどこういう使い方もあるのかと刺激をいただきました。

フライトの恐怖妄想感を吹き飛ばす収穫です。この数日、どういう理由か東海地方から複数件のご注文を受けている『モザイクボード』ですが、カウンターやテーブルだけでない用途の提案にも力を入れねばと思っていたところです。壁面に使用したいという要望も多いのですが、施工例が少ないので説得力に欠けるというのも当面の悩みでした。イメージが湧かないという方には格好の施工例。モザイクの強烈でインパクトのある色彩も、使い方次第だと改めて認識し、眼前の霧が晴れました。

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