森のかけら | 大五木材


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DSC00974この時期の季節の風物詩としてテレビではよく見かけるものの、実際にやっている姿はあまり見かけなくなったのが『目隠しのスイカ割り』です。今年はなぜだか大玉のスイカをたくさんいただき、我が家だけでは食べ切れません。田舎でも同様だったようで、冷蔵庫に収まりきらない大玉がいくつも浴槽で冷やしていました。帰省する時には、『スイカ割の棒を持って帰ること』という勅命を受けておりましたので、手頃な1本を持ち帰りました。夕方になると、実家の駐車場にゴザを敷いてバーベキューです。そしてお待ちかねのスイカ割りに挑戦!甥や姪がまだ小さいので大興奮、ひねてない子供達でありがたいです。もしかして、親たちを気遣っていたりして・・・。

DSC00995何はともあれ、盛大に『スイカ割』が行われました!スイカもこれだけ大きいと、こどもの一撃では到底割れません。スイカも災難ですが、何度も何度も叩かれやっと・・・割れました。勿論割った後はみんなで食べます。まだ1歳の赤ちゃんもいましたが、手づかみのスイカは余程美味しかったのでしょう。たっぷりスイカをほおばりました。こういう事をすると、食べ物を粗末にするなと言う方もいますが、それは野暮でしょう。食べ物の楽しみは、テーブルマナーだけが教えてくれる物では決してありません。実体験のないところでは、『喜び』も『感動』も絵空事でしかありません。

DSC00983ところで私が持ち帰った丸棒ですが、長さ600㎜直径24㎜の【ラミン】の丸棒です。画像の右下で、スイカの汁にまみれています。不測の事態も考慮して、ちゃんとスペアを持って帰っていましたが、地面を叩きすぎて先が割れてしまい、早速出番が廻ってきました。やはり、『備えあれば憂いなし!』です。この【ラミン】という木ですが、昔はよく見かけた木のひとつです。白いラワンのような雰囲気の木ですが、狂いや反りが少なく材質が安定していて加工性も塗装ノリにも良い事から、室内の窓枠やモールディングなどによく使われていました。 

20090816 ラミン丸棒実は『』ともつながりが深く、この丸棒は『うどんのこね棒(麺棒)』にもよく使われていました。材が軽軟でありながら、木片が食べ物に付着せず、長い時間使っていても腕が疲れないという事で、好んで使われていたようです。まはやはり人気のあるのは、【】、【】、【】あたりで、最高は【】でしょうが、安価な麺棒としてはかなり流通していたようです。ところが今、【ラミン】が市場に流通する事はほとんどありませんし、今後も出回る事は恐らくないと思われます。それは何故かというと・・・美味しいところは明日に続きます!




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