森のかけら | 大五木材


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町森のめぐみ

20130530 1建築・家具分野では顧みられことの少ない樹種にも興味が向くようになったのは、明らかに【森のかけら】のお陰です。街の中を歩いても変わった葉っぱの街路樹の事が気になったり、小学校や公園に行っても見慣れぬ樹形に掲げられたネームプレートを覗き込むようになったり、近所で庭木が伐採されたという情報に耳を澄ませたりと、改めて街の中にも沢山の木がある事を思い知らされます。自宅周辺は柑橘栽培が盛んなので、ミカンをはじめ多くの柑橘系樹種が植えられています。

 

20130530 2先日も町内の農家の方がミカン山の不要になった木を伐るけどいる?とのありがたいお誘いがありました。ミカン農家の方の畑には、自宅で家族が食する用としてレモン桃、李、栗などいろいろな木が植えらえていますが、先代や先々代が遊びで植えたような木があまりに大きくなり過ぎたり、年を取って身のつき具合が悪くなったり、虫害の影響で伐らざるを得なくなるケースも多々あるようです。それで今回も、適当な長さに伐っといたからいるだけけどうぞ!とのありがたいお言葉。

 

20130530 3ならば遠慮なくいただこう!という事で早速頂戴いたしました。今回いただいた『町森のめぐみ』は、『カキとスモモ』です。直径4寸(約120mm)前後の決して大きな木ではありませんが、今しがた伐採したばっかりでこれほどトレーサビリティが明確な木を放っておく手はないでしょう。かつてターゲットは、【森のかけら】が取れるサイズでしたが、今は商品アイテムも増えて、大きいものは大きいなりに、小さなものは小さなものなりに無駄なく活用させていただいております。

 

20130530 4軽トラックにたっぷりといただきました。これから会社に持ち帰って早々に皮を剥いで割り返し、荒割りした状態で天然乾燥させねばなりません。これぐらいのサイズであれば半年もかければ充分に乾燥出来るでしょう。そこから何に作るか考える事になりますが、取れるサイズがサイズですから必然的に小さな商品になりますが、『愛媛県平田町産』という出自でどれだけ物語が膨らせられるかというところが肝になりそうです。さあ、レシピを考えよう~!




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