森のかけら | 大五木材


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20150512 15月22日(金)、松山市にて日本木材青壮年団体連合会(以下日本木青連)の『第60回記念全国四国愛媛大会』が開催されます。日本木青連は全国組織で、各地の会団が組織化されたものです。愛媛には、愛媛木材青年協議会(以下愛媛木青協)という団体があり、45歳を定年として、熱意溢れる若き材木人たちが集まっています。私も数年前まで所属していましたが、木にまつわる多くの事をこの会を通じて学ばせていただきました。青臭い言い方ですが、私にとっては第二の青春時代でありました。

 

20150512 4材木屋の家の長男として生まれ将来の後継者、跡取りとして将来を嘱望されて後を継いだ多くの二代目、三代目とは違い、もともと土木屋の次男で新聞とか雑誌などの出版関係の道に進みたかった材木とはまったく無縁の男が、何をどう間違ったか大学卒業後にいきなり材木屋になったわけです。まったく何の予備知識も無ければ、身近な所に木の仕事をしている人もいない中で(父親は材木業が本業ではなく非常勤)、材木業も唯一心の支えとして、腹を割って話が出来る相談相手が愛媛木連の先輩、同輩

 

木の名前はもとより、尺貫法や材積の計算方法、山の事や市場の事、流通の流れや市場での買い方、外材と国産材の違い、製材の挽き方からトラックの荷の締め方、手形や小切手など商習慣の事、果ては材木屋の癖や噂まで何から何まで、良いことも悪い事もすべて教えていただいたのは地元・愛媛の木青連の先輩や仲間たちでした。配達のついでに先輩の製材所の土場で話を始めたら、つい長引いて気がつけばすっかり日が落ちて、お互いの顔が見えなくなるぐらい話し込んだこともしばしば。

 

ひとが木青連に入られる理由はさまざまでしょう。求める目的もさまざまでしょう。木青連と聞くと材木屋の集まりと思われるでしょうが、名前こそ木材となっているものの実際には、林家、製材所から市場、大問屋、小問屋、小売店、プレカット工場、集成材工場、森林組合、設計士、建設会社、設計士、林業機械屋、業界新聞、専門誌等々木にまつわるさまざまな仕事をしている企業が所属していて、外材屋と国産材屋も混在しその企業規模もバラバラで、「木」というキーワードだけが唯一の結びつき。

 

20150512 5なので、木の仕事と言っても実に多彩でバラエティに富んでいます。愛媛だけでも結構幅があるのですから全国ともなると職種の幅も扱われている樹種も相当広がってきます。あたかも健全な森のように多士済々なメンバーがいるわけですが、そんな仲間が一堂に集まるのが、年に一度全国の地区ブロック持ち回りで開催されている全国大会。愛媛はもとより四国での開催も初ですが、しかも60回記念大会という事で多くの木材人が集まり、熱い木の話を沢山聞けるものと楽しみにしています!




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