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過日のブログで触れた地元の中学生の体験学習の授業ですが、本日ふたりの中学生が会社にやって来ました。中学二年生としてはかなり大柄と小柄の凸凹コンビ。実な何を隠そう、小柄なのは私の愚息。今回この体験学習の話が合った時(双子のうち、娘の方は幼稚園に行く事になったのですが)、息子が大五木材を選ぶというので、私としては家業の仕事はいつだって体験できるのだから他の職業を体験してみたらどうかと意見したものの、息子なりに考えて決めたようです。
まあ動機はどうあれ、授業の一環として会社に来たからには息子だからといって特別扱いはしません。照れくささはあったのでしょうが、息子も自分なりに『小さな覚悟』を持って臨んだよう(当然、担任の先生からは自分の親の会社に体験学習に行くという事で、一層まじめに取り組むようにとの指導もあったと思われますが)。体験は2日間で、どういう事をするかはすべて企業にお任せなのですが、一般の方が想像される『材木屋の仕事』って一体どんなものなのでしょうか?
まさか、貯木場にに浮かべた丸太の上に乗って竿を差している姿や丸太を筏に組んで河を流れているような姿を思い浮かべるような人はいないと思いますが、職業的な分類としては理解していてもその仕事の内容を理解している人は案外少ないのではないかと思います。材木屋の仕事というのも、私が入社した四半世紀前とは随分と変わってきました。その頃は、プレカットなんてなくて、材木屋の土場では大工さんが切り組みをして汗を流している光景が当たり前でした。
それから時が流れ、今や材木屋の軒先を借りて切り組みをする大工さんの姿を見る事はほとんどありません。それ以前に材木屋の数そのものがめっきり少なくなってしまいましたが。自慢ではありませんが弊社には現在、住宅の骨格をなすベイマツの梁や桁の在庫は1本もありませんし、柱とて数本程度。躯体部分についての加工はプレカットが主流になり、流通業たる材木屋の仕事も変わらざるをえなくなったのです。それが良いか悪いかという問題ではなくて、経営選択という現実。続く・・・
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