森のかけら | 大五木材


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20160319 2私の故郷である愛媛県西予市野村町は、『ミルクとシルクの町』として有名で、古くから畜産と養蚕が栄えてきました。かつて町内には多くの畜産家、養蚕家が存在しましたが、外国製品に押され、徐々にその数も減ってきました。大正初期には1000戸を越える養蚕農家がいたそうですが現在では10戸。それでも高品質なシルク製品は市場でも認められ、伊勢神宮の式年遷宮の御用生糸にもなっているほどなのです。一方、畜産は県下でも有数の畜産地帯として今でも盛んです。

 

20160319 1畜産の中でも酪農は特に有名で、四国カルストの急峻な山々に囲まれた大野ヶ原地区は県下屈指の酪農地帯です。西予市の乳用牛の産出額は、県内市町の中でもダントツの1位で、県全体のほぼ半分を占めています。実は私の家内の実家も畜産業を営んでいるのですが、こちらは牛乳ではなくてお肉になる方の牛の肥育業。和牛を育てる場合、種付けをして仔牛を生ませて育てる繁殖農家と、生後8ヶ月ほど経って市場に出荷された仔牛を買ってきて大きくなるまで育てる肥育農家があります。

 

20160319 3以前にも少し触れましたが、家内の実家は畜産業を営んでいます。苗字がたまたま同じ高橋なのでややこしいですが、家内の実家の『高橋畜産』は肥育農家で、およそ400頭の国産黒毛和牛を肥育していて西予市でも有数の規模を誇っています。お陰様でいつもA4クラスの和牛をいただいて家族で舌鼓を打っております。肉類が苦手な長女ですらも、その肉だけは別格ということでペロリと平らげてしまうほどの美味。現在は家内の弟にあたる長男夫婦が後を継いで頑張っています。

 

20160319 4今度自社肉のブランド化をするということで、いつものご恩返しの意味も込めて少しだけお手伝いを。自分の舌で確認しているので、その味は保証付きなのですが、以前から特別に名称を付けたりしていなかったため、海外からも注目を集めますます激戦化する『国産黒毛和牛』ブランドの中で他社との差別化を図る目的で、ますはネーミングをつけることになりました。【森のかけら】をはじめ自社の商品については私が命名してきたので、牛の世話は無理でもこれなら少しは役に立てるかも・・・続く。




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