森のかけら | 大五木材


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20160527 1弊社はいわゆる職種で分類すると、木材小売りの流通業ということになりますが、実態は端材でいろいろな商品を作ったり、木の玩具なども扱っていたりと、一般的な職種の枠に当てはまらないような変わった材木屋です。木の仕事にもいろいろありますが、川上側のいわゆる苗を植えて伐採し原木を出材される林業から下の流れで言うと、大雑把に言うと原木市場、製材所、製品市場、問屋、そして弊社のような小売屋などがあります。木の仕事といっても誰もが丸太を扱うわけではありません。

 

20160527 2いくら立派な丸太が出材されたからといっても、丸太のままではお金には換金できません。製材所で板や角材にしてもらってこその木。ある意味で、木材が材木に変わる瞬間です。弊社にも小さなバンドソーがありますが、それは丸太を割るためではなくて、板材を小割するためのものです。なので丸太にどういう方向で鋸を入れればどういう杢の板が取れるのかなどの製材のノウハウは恥ずかしながら皆無。今は時々県産材の丸太も仕入れることがありますが、製材については全てお任せ。

 

20160527 3素人が口出しするよりは、こちらの希望を伝えて挽いてもらう方がいい結果が出ると思っているので、余程細かな指示がない限りはお任せするようしています。やはり餅は餅屋。堅い広葉樹や長尺材、幅広い板を見事に挽きあげる製材工場の技術にはいつも惚れ惚れするのですが、そんな製材に欠かせないのが鋸の目立(めたて)。昔は自社で鋸の目立をされていた製材所もあったそうですが、今は製材機械屋さんがとりまとめて目立をしています。何といっても鋸は目立が一番です!

 

20160527 4小さな板モノしか小割しない弊社ですら、【森のかけら】で『黒檀』や『イスノキ』のような堅い木を挽けば鋸がダメになってしまうので目立をお願いしていますが、先日その目立の現場を訪問。木工機械などを扱う松山市の㈱大倉商店さん。社長の大倉康弘君は愛媛木材青年協議会で親しくお付き合いした仲。現場が大倉君の会社の近くであったので、ちょっとお邪魔させていただきました。ソウクリニックの看板が掲げられた倉庫の中では、大手の製材所の大きな帯鋸が研磨の最中でした。続く・・・




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