森のかけら | 大五木材


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20161123-1本日、カランタスの木取り作業をしていたのですが、そしたらその中から不気味なものが?!カランタスに限らず現地で製材されて板積みされて輸入されてきた木材品の中には、予期せぬ『お客さん』が紛れ込んでいることがしばしばあります。リアル生物が苦手な私としては、その多くは歓迎せざる訪問者です。甲殻類ならまだしも、モスラ系の軟体系や爬虫類系は出来ればお会いしたくない・・・。果たして現地の製材工場で「侵入」なさったのか、港であるいは、日本で紛れ込まれたか?!。

 

 

 

20161123-2現地からお越しになられたとすると、長い船旅に経て辿り着いた言葉も分からぬ(現地でも分からないか)異国の地で冷遇するつもりはないものの、もろ手を挙げて歓迎というわけにもいきません。まあ今回は、木を喰っているという直接的な被害はなかったので、激昂するなんてことにはなりませんが、見つけてはいけないものを見つけてしまった予感!葉っぱが筒状に丸められています。しかも細長く・・・何?細長い生き物?まさかヘビ系?!にしては、葉っぱの細工が緻密。

 

 

 

20161123-3情けない男だと思われるでしょうが、もう、こういうのって何だか不気味で嫌なんです。リアル生物NGっていうのは、大きさではないんです。むしろ大きさっだったら恐竜みたいに圧倒的な大きさになれば、逆に諦めもついて苦手を超越してしまうのですが。まあそれはさておき、これが木の中に居たのでなければ、見なかったことにしてそっと元に戻してその場を離れるのですが、いかんせんカランタスの木取り作業も急を要しているので、このまま見逃すわけにはいきません。

 

 

 

20161123-5それにしてもよくよく見れば、何の葉っぱか分かりませんが丁寧な仕事ぶり。柔らかそうな葉っぱを几帳面に筒状に固められています。以前にテレビでハキリバチ(葉切蜂)という蜂が葉っぱを切り取って地中の巣に運んで筒状の巣を作っていた映像を見ましたが、そのようなものでしょうか?虫を含め生物に対する知識が乏しくよく分からないのですが、カランタスの板と板の隙間にすっぽりと収まる形で作られていたので、もしかしたらその種の蜂なのか?いややはりもっと細長いもの?

 

 

 

20161123-4ええい、蛇が出るかヘビが出るか!と恐る恐る葉っぱの筒を木で突いてみると、思っていた以上にそれは脆くて、ポロポロと葉っぱは剥がれ落ち、その中からは・・・!拍子抜けしてしまうのですがそれが中身はもぬけの空。何か入っていたのは間違いないようですが、危険を察したかとっくに引っ越ししていたか、とにかく退居されていてひと安心。見た目からヘビ的な軟体系の登場を予期していただけに拍子抜けではあったものの、出会わずに済むに越したことはありません。




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