森のかけら | 大五木材


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現在では青森のトドマツは、同じマツ科モミ属で日本特産の『オオシラビソ』だと分類されていて、青森市の市木にも指定されています。いろいろ木の名前の由来に関する本を読んでも、北海道という土地に馴染みがないうえに言葉や文化も独特で、なかなか理解の及ばないところもあるのですが、平成の現在こうして北海道産の木が簡単に愛媛にまで届くようになってくると、後世のひとがモノのルーツを探る旅は相当に難しいものになるのではと余計な心配をしたくなるようなトドマツの名前の由来でした。

ちなみにですが、オオシラビソ大白檜曽、別名:アオモリトドマツ、学名:Abies mariesii)の松ぼっくりは作り物かと見まがうほど紫は色でビックリ!冬になると幻想的な風景を作り出す樹氷を作る樹として有名です。写真は岩手の八幡平の樹氷。日本人はなんでも『三大』を名乗りたがるのが大好きで、この樹氷にも『日本三大樹氷』というのがあって、それは山形県と宮城県にまたがる蔵王山、青森県の八甲田山、秋田県の森吉山(もりよしざん)がそれ。樹氷の別名は「アイスモンスター」!

何の木でもアイスモンスターが生まれるわけではなくて、気温がマイナス5℃以下にならなければならない、強い北西の風が吹く、ほどほどの雪が降る(降りすぎない)、山の斜面が西か北西向きなどいろいろな気象条件が揃わなければ出来ないのだそうですが、中でももっとも大切なのがオオシラビソが自生していること。トドマツから話が広がりましたが、いずれ【森のかけら】よりもっと大きなサイズのトドマツを扱ってみたいと思っています。思わぬ用途が見つかるかも?!

明治時代末期の北海道を舞台にした人気のサバイバル漫画、野田サトル著『ゴールデンカムイ』は、元陸軍兵とアイヌの民が金塊を探す旅に出る物語ですが、その中ではアイヌの暮らしぶりや文化、言葉などが出てきて非常に興味深く読んでいます。その中でトドマツの描写があるのですが、アイヌの少女がトドマツの葉先の事を「フプチャ=トドマツ」と呼んでいました。アイヌ語辞典によると、トドマツの事は「フプ(fup)=茎」と呼ばれるそうなので、フプ+チャで「トドマツの葉先」の意味なのでしょうか。北海道の樹木にはアイヌの言葉が語源となっているものが多いので、いろいろ調べているのですが、独学で識るにはあまりに難しすぎる!




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