森のかけら | 大五木材


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091228_1248~0002いよいよ年の瀬も迫り慌しくなっていますが、弊社もいろいろ片付けに追われています。事務所の2階の展示室も(私の持ち場)整理しなければならにもののなかなかはかどりません。各種カットサンプルが山積みされていますが、これでもそれなりに何が何処にあるかは分かるから不思議です。昔は年末のこの時期になると大掃除で、使う見込みのないカットサンプルは大量に焼却処分していました。ある期間以上経つと、仕様変更でサイズが変わってしまって使えなくなったり、メーカーが廃業などという事もありましたので、勿体ないと思いながらも捨てるしかありませんでした。それが、数年前から【森のかけら】を作り始めてからは、それなりに用途が見つかったので再加工して使っています。それでも、寸法的に使えないものとか、同じ樹種が大量にある物とか出てくると泣く泣く処分しなければならない事になるのですが・・・それがなかなか捨てられない!踏ん切りが悪いと思いつつも、何かに転用できないかと思案を廻らして、結局取って置いてしまうのです・・・。

膳シリーズゴミと素材の違いは判断せねばならないと分かってはいるのですが、根本的にケチなので捨てられません。でもそのお陰で【森のかけら】が生まれたのですから、人生何が身を助けるかは分からない物です。とはいえ、腐ることはないであろうカットサンプルも物には限度があるので、何とかせねばなりません。こういう必要に迫られた時にこそ良きアイデアは湧いてくるものです。まさに必要こそが発明の根源!300㎜程度の大きめの面白い杢目は【丸膳】など膳シリーズに、40x40㎜ある物は当然【森のかけら】に、カットサンプルからは【円い森】など、かなり『勿体ない』から商品が生まれました。

 

 

DSCF0174カットサンプルなどは事務所の2階の展示室に置いてあるのですが、そこには仕上がった家具も数台置いています。基本的には、家具は注文生産という形にしているのですが、作ってみないとイメージがつかめない物もあったりして数台は在庫があります。メインの座卓は今までに10台は作ったでしょうか。現品でもいいという方も多く、結構現品を購入される方も多いです。やはり荒材だと仕上がりの姿が想像しにくいという事もあるのでしょう。打ち合わせに使用しているので小傷や汚れがありますよと言っても構わないという方がほとんどです。

今回も、岩手の栗の耳付板を幅剥ぎにして、槍鉋で仕上げた物ですが目出度くご購入者が現れました。晴れ舞台の姿は、年明けに落ち着いた新居で撮影させていただきます。

DSCF0171ヨーロピアン・ビーチ』のキャビネットや『日向杉』など各地の杉で作った酒卓、ブラックチェリーのダイニングテーブル、ブラックウォールナットの文机、ブラックチェリーの勉強机、桂の手洗い飾り台など、長らく展示室に花を添えてくれた愛着ある家具達なのですが、やはりどこかで踏ん切りもつけなければなりません。これと同じデザインを別の樹種でとか、これの少し大きいサイズでとか、直接販売には至らずとも家具の販売には大きく貢献してくれました。モデルチェンジや樹種変更などもあり、このたびこれらの家具を廉価にて販売させていただくことにしました。長期展示のため小傷や日焼けなどがありますので、現品をよくご確認のうえ、気に入っていただける物がありましたらこの機会にどうぞ。希望価格の50~60%程度で値付けさせていただいています。3月までのロングセールですのでどうぞ宜しくお願い致します!




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