森のかけら | 大五木材


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研修旅行の次の目的地は、『キリンビール神戸工場』。生来の貧乏性なので、こういう旅行に行く場合でも、折角遠くまで行くのなら何か持って帰りたい、何か知って帰りたいと、事前に自分なりにいろいろ調べたり、繋がりや木との関連性がないかと情報を集めたりしています。帰った後で、あそこにはこういう施設があったとか、こういう逸話があったなんて事を知るのが非常に悔しいので。常にそういう意識を持っていると、ご縁は向こうからやって来るというか、必ず何かの関連性は見えてくるもの。

今回も旅行の行程表をいただいた時にそういう関連性が感じられて楽しみにしていたのです。竹中大工道具館は本命なので勿論ですが、神戸海洋博物館では私の名前と同じ照国丸北前船、キリンビールではこのブログでもご紹介した、元キリンビールの代表取締役副社長田村潤さんがお書きになられた『キリンビール高知支店の奇跡』の話。武田鉄矢氏の朝のラジオで聞いて感銘を受けて読んだ一冊の本から、高知や愛媛など四国を舞台にしたビール戦争の醍醐味を堪能しました。

その後の姫路城はもう5度か6度目ですが、来るたびにいろいろと発見があって面白い。そうやってまるで『取材』のような気持で臨むと、あれもこれも見たい、聞きたい、撮りた、知りたいとなって時間がいくらあっても足りません。キリンビール神戸工場では、工場見学や試飲などもさせていただきました。我々はその日一番早くの見学でしたが、後から後から見学者が増えてみるみるうちに工場は観光客で溢れかえりました。モノ(ビール)を売るだけでなく、モノづくりという物語を売る。

業界は違えども、勉強になることばかり。そりゃあ天下のキリンビールさんと田舎の弱小零細材木店では比べようもありませんが、洗練された最新設備の工場にしか出来ないわけではないと思うのです。夏は蒸し風呂、冬は冷蔵庫のような過酷で埃まみれの材木屋の倉庫の中にだってモノづくりの矜持は潜んでいるはず!以前にも『おとなの社会勉強・謎の材木屋の倉庫巡り』というような企画を考えたことがありますが、世の中にはそんなキワモノ企画に飛びつきもの好きだって必ずいるはず!続く・・・




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