森のかけら | 大五木材


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すっかり野球のブログのようになっていますが、最後は着地点はそれなりに考えておりますのでもうしばらくお付き合いください。ここでちょっと話を整理しますと、その時(江川が8連続奪三振を記録した)のパ・リーグのオーダーは、福本(阪急)・蓑田(阪急)・ブーマー(阪急)・栗橋(近鉄)・落合(ロッテ)・石毛(西武)・伊東(西武)・クルーズ(日本ハム)という、オールドファンが泣いて喜びそうな顔ぶれ。歴代盗塁数日本一の福本を筆頭に、落合、ブーマーと三冠王経験者が二人に、8番を打ったクルーズでさえその時点で、打率.348、18本塁打と絶好調で、まさに当時のパ・リーグを代表する選手がズラリと並んでいました。そんな猛者たちを相手にしての8連続奪三振は、敵ながらアッパレというほかありません。

ちなみにですが、江夏豊9連続奪三振をした時のパ・リーグのオーダーは以下の通り。有藤(ロッテ)、(西鉄)、長池(阪急)、江藤(ロッテ)、土井(近鉄)、東田(西鉄)、阪本(阪急)、岡村(阪急)、加藤秀(阪急)。こちらも歴代記録に名を残すような選手がズラリ。よく言われるのが、当時パ・リーグを代表する強打者、張本(東映)、野村(南海)が含まていないと指摘する人もいますが、その時のパ・リーグの監督・濃人(渉)さんがふたりに恥をかかせれないのであえて代打を送らなかったのが真相だとか。

江川に話を戻すと、最後の9番目のバッター、大石大二郎に対して江川が最後に投じたのがストレートではなくカーブ。短くバットを持つスタイルの大石はそのカーブをバットに当てて夢の9連続奪三振記録は夢と散ったのです。後年、江川はその時にカーブを投げた理由を、カーブで振り逃げを狙って、江夏を超える10連続を狙ったと後日談として語っていましたが、私はそれは照れ隠しの嘘ではないかと思っているのです。入団から架せられたダーティなイメージに対する引け目がカーブをほうらせてしまったのではないかと・・・。

取ろうと思えば簡単に9連続奪三振だって奪えるのに、あえて9連続を成功させて歴史に名を留めなかったのが江川であり、だからこそ怪物・江川卓だったのではなかろうかと。う~ん、ここまで宿敵・巨人の選手を称えるのは不本意なのですが・・・一応阪神OBということで。もしも江川が高校卒業後すぐにプロ野球界に飛び込んでいたら多くの投手記録は塗り替えられていたのではないかと思います。阪神に入っていてくれたらなあ・・・。さて、なぜにここまで延々と野球の話を書いてきたかというと、その江川の投球スタイルに商売の活路を見出したから

 




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