森のかけら | 大五木材


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九州は福岡県の南西部に位置する人口65,000余の地方都市・八女(やめ)市。行った事が無い方でも「八女茶」といえば一度ぐらいは聞いたことがあると思いますが、日本茶の有名な一大生産地です。茶の良し悪しも分からない無粋な男ですが、八女茶とかいただくと、名前だけでそれがきっと『よきもの』だと感じて、やっぱり八女茶はひと味違うな~なんて思ってしまいます。ちなみに日本茶の中でも最高級と言われる玉露の生産額日本一を誇ります。ちなみに八女は全国の日本茶の生産量の3%を占めています

そんな八女は、お茶だけでなく良質な木材の産地でもあります。特に、肥沃な大地と豊富な降水量に恵まれた土地から産されるスギは、赤身が多く艶があり目込みで『美林の八女杉』とも呼ばれています。10年ぐらい前は九州にも時々仕入れに行ったりしていましたが、最近材の需要が弊社ではほとんど無くなったのですっかりご無沙汰しています。以前は、熊本の小国杉、鹿児島の彫刻欄間、宮崎の広葉樹、大分の杉のKD材など九州のそれぞれの地域から個性ある商品を仕入れさせていただいていたのが懐かしい・・・。

その当時に仕入れた九州産の材も倉庫にはチラホラ残っているのですが、その中に八女産のスギの柱もあります。長さ3,600~4,000㎜の6寸角。ガチガチの和室はすっかり姿を消してしまいましたが、意匠的に部屋の中に大きな柱を立てたいという需要はそこそこあって、そういう用途に使おうと思って数十本仕入れていたものの残りが数本。もともと芯持ち材なのに背割りを入れてなくて、保管状態も悪かったのでバックリ割れてしまっていますが乾燥は完璧。ただし今となってはそんな意匠的な太柱はスギを通り越して広葉樹に移行。

それで弊社の中ではすっかり出口を失ってしまった八女杉の6寸角ですが、それでもいずれ「私、八女の出身なんですが、まさか愛媛に故郷の木があるなんて嬉しい~!値段はいくらでもいいので全部使います~!!」なんて奇特な人もきっと現れるはずだという超楽観論で待つこと10年。実際これに近いような事を今までに何度も経験しているので、全国各地の材を持っておこうという嫌らしい下心を捨てることが出来ないのです。さてさすがにそろそろどうしたものかと思っていたら、八女とはまったく無縁なところからお声がかかりました。明日に続く・・・

 




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