森のかけら | 大五木材


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20100124 テコンドー昨日、今日と松山市大可賀のアイテムえひめで『メッセ・まつやま2010』が開催されてます。松山市の姉妹・友好都市であるサクラメント市、フライブルク市、ピョンテク市の紹介や物産の販売などが行われています。その中のイベントの1つとして、23日に『テコンドーの演舞』があったのですが、それを目当てに会場に駆けつけました。テコンドーに興味がある・・・というわけではなく、その中で披露される『試割り』が目的です。試割りというのは、掲げた木の板を手や足技で割るというアレです。

 

DSCF0783実は、松山市のテコンドー協会の師範として活躍されている松友さんと知り合いで、以前から試割りの材料の件でご相談を受けていました。私はプロレスをはじめ総合まで格闘技は大好きなのですが、もっぱら『観る』と『読む』専門です。昔は村松友視さんの『私、プロレスの味方です』や真樹日佐夫さんの『極真空手27人の侍たち』を読み、『紙のプロレス』も愛読しておりました。そういう事もあり、最初松友さんから『試割りの板』の話があった時は、自分が割るわけでもないのに妙な興奮を覚えました。しかし、テコンドーの試割りの板など考えた事もなかったので、少々戸惑いがありました。何がいいのか?

DSCF0686お話を伺うと、よく乾燥した杉の板目が良いとの事。それならば、住宅の軒の天井に貼る幅広の板があります。2mX270X12mmサイズの節の少ない杉板です。元々、和風の家の軒天に張るために仕入れしていたのですが、最近和風の家が減ったばかりでなく、軒に木を貼るケースも減り在庫がだぶついていました。内装に無垢を使うケースは増えたのですが、伝統的な和風の外観は少なくなりました。寂しいですがこれも現実・・・。その板が使えるなる、こちらもありがたい!お見せしたところバッチリOK!長さを200mmにカットして揃えさせていただきました。
DSCF0784松友師範は道場の他、大学などいろいろな場所で指導されています。大会とか演舞などの際には、まとめて数十枚ご購入していただいています。そういう専門のお店もあるようですが、この辺りにはないので遠方から宅急便で取り寄せられていたとの事。お互いにちょうど良い巡り会わせとなりました。当日の試割りでは、子供たちが見事な技を披露し、杉板が見事真っ二つになっていました!簡単に割れるように思うかもしれませんが、(試してみると)結構な痛さです!いや~生徒さんがたよく鍛えられております。一度に3,4枚も割る難しい技などもあり、(杉板も)まさに八面六臂の大活躍!
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住宅に使うべき物を試割りに使って勿体ないじゃないかと思う方がいるかもしれませんが、住宅に使うばかりが木の絶対的な用途ではありませんし、その材を喜んで有効に使ってもらう環境に提供し、それに見合った対価をいただくという事をもっと貪欲に考えていかなければ木材業界に未来はありません。また松友さんも最後のインタビューで、材は大切に使いたいし、割れた板も焚付けに使うなどして無駄にはしない旨の話をされていました。安価で手に入ったといっても決して無駄にはしない、さすが武道の道を教える方。モノを大切にする心も兼ね備えられています。
DSCF0683これからもこういう形で供給が出来るのであれば、長さをカットすることから少々のも問題なく使えますし、木目色やけ虫穴などの「建築業界では欠点」とされる材も有効に使えます。木材業界は、最大のマーケットである「住宅」に意識が集中して、他の異業種との接点を持つことに対して努力が足りなかったように思います。もちろん住宅以外の産業に材を専門に供給されている製材所もありますが、一般的な製材・材木屋は「家」で飯を食ってきました。異業種の方々との交流が増える中で、気づかされるのは異業種の方々が木という素材に飢えていて、とても友好的に受け入れていただくという事です。もっと胸襟を広げて、おおらかな気持ちで木の有効な活用の道を探っていこうと思います。先の見えないと嘆くばかりの木材業界にも力強い一撃で、痛快に風穴を開けていただきたいものです!松友師範、これからのますますのご活躍を期待しております。押忍!



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