森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

新・日本代表メンバーについては、あと15~20種ほどを招集せねばなりません。一応こういう木もあればいいなという候補の名は挙げているのですが、正直日本の木についてはかなり楽観的です。むしろあまり張り切り過ぎると、予定の65種の枠を越えてしまうと、それはそれでまた例の「モッタイナイ病」が首を持ち上げ、日本と世界が同数でないと気持ち悪いという面倒くさい性格から、世界の枠も同様に増やして、そしたら数字の区切りが悪いので450にするか・・・なんてことになってしまわないかと。捕らぬ狸の皮算用。

むしろ心配しているのは世界の65種の方です。こちらは現在、大五木材にストックのあるものも含めて25種ほどは確定しています。あと10種ぐらいは、仲間のところにあるのは確認済なので、およそ35種ぐらいの目途は立っています。なので残りは30種~35種程度。日本の1国で120+65の185種もあるのなら、世界で同数なんて楽勝じゃないかと思われるかもしれませんが、あくまでも日本に輸入されている木材の中からの選択なので、実はこちらの方がハードルが高いのです。当然、海外の街路樹や灌木なんて手に入りません。

出版されている木材図鑑を見ても、海外の木についてはせいぜい100種程度で、150種もあればかなり多い方だと思います。日本の木と合わせて250~300種ぐらいが、学名や産地、性質、用途などまで紹介しているものが、紙媒体の木の図鑑としては最大ではないかと思います。185種を目指すという事は図鑑にも載っていない木を捜すという事。また見つけたとしても、その木に関する情報が乏しいと解説書が書けないので新メンバーに加えられないというジレンマに陥ります。これは現在の240種で経験済の、世に語られる『かけらの悲劇』!

幸いにもあれからネットの情報量も飛躍的に増大しており、世界の未知なる木の解説をしているサイトも増えているので、その点では悲劇は繰り返さずに済みそうではあります。しかし、一般的に流通している樹種はほぼ網羅しているし、結構マイナーな木にも手を出しているので、ここからはかなり細いルートを頼ってスカウティングしていかなくてはなりません。残りの枠はあと30~35種!ポイントとなるのは、樹種の宝庫・東南アジアとアフリカとアマゾン。名前だけならいくらでも木はありますが、現実的にそれが手に入るかどうかが問題!




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
Scroll Up