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さて、また大阪ネタに逆戻り。〔櫛=柘植〕のように、私にとっては映画「王手」の影響で、〔通天閣=赤井英和〕のすり込みがあって、通天閣といえば串カツを頬張る赤井英和さんの姿が浮かんできます。『浪花のロッキー』こと赤井英和さんは、ここ西成区の出身で、地元の方には今でも絶大な人気を誇っているようです。この地に来てみて納得、こういう環境がああいう人間を育てるのだと。人間、バイタリティがとてつもないパワーを生みだすのだと。ならば、ここで串カツも食べねばならないでしょう!赤井さん行きつけの有名な『だるま』に入りたかったのですが、時刻は朝の8時。串カツ屋さんが開いている時間では・・・いや、開いていました、朝8時から!さすがは新世界、24時間営業の串カツ屋さんがあるんですね~!周辺には派手派手な極彩色の看板が居並び、巨大フグが空を飛び交い、巨大なビリケンさんもたくさん鎮座ましましています。ここぞまさしく新世界です、いろいろな意味で。
我々のような観光客相手に開けているのかと思ったらそうじゃないんですね。既に4、5組の常連のようなお客さんが陣取られていて、この時間から日本酒を酌み交わされておりました!明らかに昨晩の流れで朝を迎えたカップルが机に突っ伏していたり・・・これって朝早いんではなくて、夜が長いという事なんでしょう。先日から大阪にいても聞くことの少なかったコテコテの関西弁が飛び交い、これこそドラマに出てくるような〔大阪〕です。こんな朝早くからいくらなんでも串カツは無理でしょうと渋る井部勇治君を無理矢理誘い込み、数本注文してみると、朝の8時だというのに、酎ハイも串カツも腹に納まっていくから不思議です。2度つけ禁止のタレもあっさりしていて、結局10数本も食してしまいました。とってもおいしゅうございました!さて、時計を見れば9時前。なんと、既に通天閣タワーの入口には開場を待つ人の列が!
そんなに人気でしたか通天閣!ここ最近、通天閣周辺でのイベントも多くて観光客が急増したと、タクシーの運転手さんから情報は得ておりましたが、これほどとは!果たして地元の方ってどれぐらい通天閣に登ったことがあるのでしょうか。観光地の名所といえば、我が松山では道後温泉と松山城という事になるのでしょうが、市内の人間で道後温泉に行くって、余程の事でもないと行かないでしょう。私は道後温泉の湯玉ハガキやお客さんの宿泊、材料の納品などで道後には割合頻繁に行っている方なのですが、仕事関係の方以外ほとんど観光客です。松山城も家族連れで年に1、2度は登っていますが、食と観光が渾然一体となったサービス精神は遥か足元にも及びません。文化的な違いはあるのでしょうが、『人を喜ばせてやろう、楽しましてやろう精神』は学ぶべきところが多いです。
前日が、ワールドカップ予選の日本VSオランダ戦だった事もあり、展望台のビリケンさんはしっかりと日本代表のユニフォームを着ていらっしゃいました。百点満点の笑みをしたビリケンさんでしたが、このあたりどこを向いてもビリケンさんのオンパレード!信仰心が強いのか、商魂たくましいのかよく分かりませんが、至る所からビリケンさんがこちらを覗いておられます。このビリケンさんは木製で、何の木かよく観察しようとしたのですが、さすがに記念写真スポット、朝一にも関わらず皆さんカメラを手に順番を待ち構えていらっしゃいます。仕方が無いので、お賽銭を入れて足の裏を掻かせていただき、【森のかけら】の世界制覇を祈願しました。みんなが触っていくので全身から見事な光沢が!足も顔もツルツルになっておられました。一瞬でしたのでよく分かりませんでした。仏像などの木彫は時間が経つと何の木か分かりづらい・・。
このビリケンさんも伊丹市の安藤新平さんという方が作られたという記録はあるのですが、どこにも何の木かまでは記載されていません。だいたい「木彫り」とか「天然木」とかで済ませてしまって、樹種名まで記載してある事が少ないです。そこまで気にする人が少ないからでしょうが、【森のかけら】を作り始めて以来、その素材が何か、この木は何に適しているのか、何に使われているのか、という事が気になって仕方がありません。話のネタとして知っておきたいというよりは、【森のかけら】の引き出しの情報として入れておきたいという感覚です。その木を使うには、使うだけの理由があるはずです。特別に機能を重視しない消耗品の中には、安ければ何でもいいという物もたくさんありますが、文化とか風習として残っている物には、やはりその木を使う何かの理由があると思うのです。ああ、やっぱり『木のものマップ』作ろうかな~。
下の売店コーナーで子供達のお土産に『オモシロクナール』を購入。子供達も大きくなってきたので、何でもかんでも買って買えるとゴミになると批判されるので・・・最近はなるべく食べてなくなる系にしています。金額じゃありません、どこまで楽しませれるかという事です。幸いにもこれは子供達にバカ受けで、しばらくは楽しめました。やっぱり物語が大事、どれだけ『物語』を語れるかですね!パッケージやデザインなどの何気ないディティールが物語を構築していきます。真面目に面白がらせないと面白くありません。冗談なんかで冗談言うか~って事です。
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