森のかけら | 大五木材


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遂に甲子園も開幕しました。今回はわが愛媛からは、「今治西」と「西条」の東予勢2校が出場しています。しかも今治西高の高市主将が選手宣誓の大役を果たし、その今西がサヨナラ勝ちで見事に1回戦を突破!選手宣誓も堂々としていました。後のインタビューで、低迷する経済に元気を与えたかったと答えていましたが、胸が熱くなるような立派な選手宣誓でした!西条は1回戦から強豪PL学園との対決ですが、気後れせずに頑張って愛媛県同士の決勝戦目指して頑張って欲しいもものです!

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 世は、甲子園開幕にWBC決勝進出と、まさに球春を告げる季節となっておりますが、虎キチとしても阪神の動向が気になる時期がやってまいりました!真弓監督、今年こそは優勝を頼みます!ちなみに私は誕生日が同じ金本兄貴がご贔屓です!その前にWBCもいよいよ佳境です、頑張れニッポン!

 私は子どもの頃からひねくれ者で、俗に言う「NO1」が大嫌いでした。あえて「NO2」の方を応援するような子どもでした。ですから野球は勿論アンチ巨人の阪神ファンです。当時ほとんどの友達が巨人のオレンジ色の帽子をかぶっていた中、あえて阪神の帽子をかぶって気を吐いていました(?)。今でも覚えている記憶は、幼稚園の頃白黒テレビで観た江夏の投げる姿です。(当時の)圧倒的に強い巨人に立ち向かう不遜な江夏の姿にしびれました、かっこい~!その頃から人知れずひそかに左投げの練習をし、中学生の頃には左でもそこそこ投げれるように肩を作りました。今では、息子のグローブを買ったときにも自分の分は左用を買ったぐらい、左投げに馴染みました。ただその黄金の左も光りを浴びることはなかったのですが・・・。

fujimura2そんな野球(好き)少年の心を掴んだのは、水島新司先生の一連の野球漫画です。初期の水島漫画で読んでないのはないと豪語できるほど読み漁りました。水島野球漫画といえば、多分『ドカベン』を挙げる方が多いと思います。確かに『ドカベン』は野球漫画の金字塔です。しかし、ここでもひねくれ者としては安易に『ドカベン』を挙げません。私にとって水島野球漫画の最高峰は『男どアホウ甲子園』に尽きます。特に主人公の藤村甲子園が南波高校で活躍するあたりから最終章までがベストではないでしょうか!筆致もこの頃のタッチが一番好きです。なにしろこの作品は、作と画が別で、あの「知ってるつもり」の佐々木守がストーリーを作っていたのですから、物語性もキャラクターの造型もダントツです!1コマ1コマの隅々からも水島先生も気合が伝わってきます、今でも大好きでたまに読み返したくなる作品です。

その後に続く『野球狂の詩』、『あぶさん』の初期の頃が、一番脂がのっていた時期だと思っています。その後は、忙しくなりすぎて画が雑になったような気がします。画のタッチも随分変わってしまいました。ストーリーもいまひとつ・・・。初期の『野球狂の詩』の『北の狼、南の虎』の章なんて読んで涙した記憶があります。ああ、懐かしい・・・。

ca3n9noy1今日は日曜日という事もあり、かなり脱線したマニアックな内容になってしまいましたが、本当は『野球に関わる木』についてアップしようと思っていたのですが・・・。そういうとすぐにバットを連想するとお思いでしょうが、そこはひねくれ者です、簡単にバットには走りません。地味~ですが、ピッチャーが滑り止めに使う『ロージンバック』(Rosin Bag) です!ロージンは、炭酸マグネシウムが主な原材料ですが、その中に『松脂(マツヤニ』も含まれています。そもそもロジン(rosin)とは、マツ科の植物に含まれる松脂の事を意味していて、バットの滑り止めにも使われています。加工の天敵とも言える『松脂』ですが、つくづく世の中にあるもので意味のにものはないと思います。なによりこの脂がなければ、松の光沢は生まれません!実はここから本題だったのですが、あまりに長くなったのでその話はまた改めて。




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