森のかけら | 大五木材


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20110219 ふるさとでの森林講座①本日は愛媛県生涯学習センターの平成22年度コミュニティ・カレッジふるさとの森林講座』の講師を務めさせていただきました。毎度の事ながら分不相応ではありますが、お声を掛けていただければ自分自身の勉強と思い可能な限りお受けさせていただいております。このコミュニティ・カレッジは、心の豊かさや教養を高め、実社会において必要な知識や技術を取得していただくために、愛媛県生涯学習センターが主催して開催する講義で、愛媛の文学や風土、歴史、自然科学などいろいろなコースがあります。

20110219 ふるさとでの森林講座②それぞれの分野の専門家の方々が年間スケジュールに基づき教鞭を揮われていらっしゃいます。私が担当させていただく『ふるさとの森林講座』は、年4回(1回約2時間)のコースで、これまでの3回は社団法人・愛媛木材協会織田博総務部長が講師を務められました。聞けば、今回がこのコースの締めというだけではなく、今年度のコミュニティ・カレッジ全体の最後のオオトリの講座になるとの事。だからといって実力以上のものは出ません。だからといって、実力以上のものが出る訳ではありませんので、平常心で臨むばかりです。

20110219 ふるさとでの森林講座③私より、ひと回りもふた回りも先輩の皆さん方が開始時刻の30分以上前からお集まりいただき、最終的には30数名の方が受講していただきました。講義といっても学校の先生のようなお話はできませんので、その道に伝わる木の物語や逸話などに基づいた『木の話』を精一杯させていただくばかりです。お陰で、こうしてお話させていただく機会も増えましたので、少しは事前に「ネタの仕込み」も出来るようになりました。思い起こしてみれば、毎回壇上でどの話をするか、バタバタしていましたが、今回話す順番ぐらいは決めておきました。

20110219 ふるさとでの森林講座④ただしレジュメも原稿も一切作りませんので、あまり進行を作りこみ過ぎるとそれに縛られてしまうので、大まかな流れだけ考えておいて、後はその場の雰囲気でフリートークと決めています。でたとこの勢い勝負なので、いつもながらペース配分が悪く、うまくまとめきれませんでした。私にしてみれば精一杯のパフォーマンスですが、話はあっちこっちに脱線、暴走を繰り返し、生来の早口でさぞお聞き苦しかったとは思いますが、何卒ご容赦下さい。

 

20110219 ふるさとでの森林講座⑤こういう場には、大抵(なぜか)あまり木に興味にない方も参加されていたりして、私語や居眠りも多い中、今回は皆さん自主的に参加されているだけあって私語ひとつもなく、メモを取られるなど皆さんとてもご熱心。ジェネレーション・ギャップもあって、なかなか笑いに転化出来なかったのは心残りではありますが、これも糧とさせていただきます。今までは、物語性の顕著な樹種の幾つか絞っていたのですが、講義時間が2時間近くになると、さすがにいつもの持ちネタだけでは不安があるので、新しい樹種も幾つけ加えました。そこそこスムーズに話が出来るようになるには鍛錬が必要です。鍛錬ばかりで一向に上達はしませんが、外国産樹種のレパートリーも少しずつ増やしていこうと思っています。中には熱心に、私の拙い話を何度もお話を聴いていただく奇特な方もいらっしゃるので、飽きられない工夫もせねば!

 

20110219 ふるさとでの森林講座⑥まだまだ荒削りですが、数回こなせば何とかなりそうな予感。国産材だけでなく、世界中のいろいろな木の事もお話したかったので、少し希望が見えてきました。日本の木ばかりが木ではありません。その伐採、利用等を問題視する以前に、まずは世界の木の事を知るべきではないかと思うのです。木に国境や貴賎はありません。お粗末な内容ではありましたが私なりの精一杯です。受講していただいた皆さん、またこういう機会を与えていただいた関係者の皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げます。




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