森のかけら | 大五木材


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20110227 島根ワインとフレンチオーク①今週末の土日に島根県出雲市で、愛媛木材青年協議会美作木材青年協議会出雲木材青年協議会の3会団による合同例会が開催されました。島根観光キャラクターしまねっこ』も温かく出迎えてくれました。今から5、6年前に愛媛と美作会団による合同の例会が開催されたのがそもそもの始まりでした。最初、愛媛から美作を訪問して、活気ある会員の皆さんの最新工場を見学させていただきました。両会団が所属する中四国地区協議会では、年に4、5回の日程で地区持ち回りの役員会を開催しています。今までにいろいろ出向を経験させていただいたので、お陰で中四国の全ての県に何度も何度もお邪魔させていただきました。役員会ではオブザーバーも歓迎しているのですが、どうしても参加者に偏りが出来るので、それを解消すべく、一般会員同士が研鑽と交流を計る場として、愛媛と美作の合同例会が企画されてのです。

 

20110227 島根ワインとフレンチオーク②当時から中四国でもっとも元気とやる気のある美作木青協さんの精神を学ぼうと、バスを1台借り切って、1日で5~6カ所もの製材所を巡る強行軍でしたが、その後の懇親会も異常なほどに盛り上がり、翌年は美作木青協さんが愛媛を訪れていただき、その後は相互に訪問するという恒例行事となりました。そこへ新たに、熱心な会運営をされている出雲会団さんも加わり、今年初めての3会団による共同例会となったのです。中四国地区長の安東さん銘建工業)㊧も参加していただき盛大な例会となりました。

 

20110227 島根ワインとフレンチオーク③実に内容の濃い2日間となりましたので、数回に分けて内容をアップさせていただきます。通常の役員会は、会議室でテーブルを囲んで粛々と会議が進行されるのですが、今回はもっとラフに肩の力を抜いてそれぞれの会員が膝を交えて語り合うのが趣旨です。集合場所は『出雲大社』でしたが、我々愛媛チームが肩の力を抜くために、会に先行して向かった先が『島根ワイナリー』です。島根は言わずと知れたぶどう栽培とワイン生産の産地です。瀟洒な建物はそれだけでも目を引きます。

 

20110227 島根ワインとフレンチオーク④開店2400万人の来場者を迎えましたとの垂れ幕がかかっておりましたが、昭和61年のオープン以来25年目にして累積来場者数2400万人を突破したという事です。何事も日々の積み重ねが大切ですね。以前でしたら、ここを訪れるのはワインの無料試飲だけが目的でしたが、【森のかけら】販売開始以後、職種は違ってもたくさんの人を魅了する商売からは、何かヒントを得ようとする気持ちで伺うようになりました。このコルクのウェルカム・プレートだって木とは無関係ではありません。ヒントは至る所にあります。

20110227 島根ワインとフレンチオーク⑤当日工場はお休みでしたが、『森の出口』を見る事が出来ました。工場内にはたくさんのワイン樽が置いてありました。詳しい説明がなかったのでよく分かりませんでしたが、樽の小口の刻印から、どうやらフランスのオーク(楢)を使われているようでした。質問コーナーがあれば詳しくお聞きしたかったのですが残念。最近よくウィスキー樽やワイン樽を見かけるようになったのですが、そういう所にも関心が向いているからでしょうか。興味があるのは、その中身ばかりではありません。

 

20110227 島根ワインとフレンチオーク⑥外には巨大な樽のオブジェがありました。こちらは紫外線で退色が激しく樹種の特定は困難でしたが、きっちり柾目で木取りされていました。南洋材っぽい質感でした。ウィスキー樽に使われるホワイトオークは重硬な木で、古くなった樽を削り直してフローリングに再利用されたりもしていますが、最近弊社でもホワイトオークが人気です。造作材やテーブルなどに使わせていただいていますが、ワイルドな質感と重厚な雰囲気が好まれています。樽を見たら、次はその中身が気になります!




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