森のかけら | 大五木材


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20120319 1松山市と久万高原町をつなぐ『三坂道路』が遂に開通し、17日に盛大に開通式が行われました。昔から、将来ここにトンネルが抜けるという話を聞かされ何年の歳月が過ぎたことでしょうか。三坂道路は全長7,6キロで、2つのトンネルを介して松山と久万をつないでいるのですが、実に標高差700mに及ぶ登り勾配の道路で、久万に行く時に、工事中の出入り口を何度も眺めながら、久万から空き缶を転がしたら延々転がっていくんじゃないかしらなどと漫画みたいな事を考えていました。

 

20120319 2三坂道路は、全線がほぼ急峻な山岳道路という事でかなりの難工事だったと聞き及んでいます。冬場は積雪と凍結でよく通行止めになり、一昨年も3月の大雪で大変な目に遭ったりしましたが、工事中もさぞご苦労があった事と思います。実家が土木業をしていた事もあって、こういう「地図に残る仕」には男のロマンを感じてしまいます。映画「黒部の太陽」のようなドラマチックな自然との格闘を勝手に想像したりしてしまうのです。それにしても人間の力は偉大なものです。

 

20120319 3この道路の開通によって、従来の国道33号線よりも1,8キロ短くなり、走行時間も6分ほど短縮されるようですが、時間よりも積雪や凍結の心配がかなり解消される効果の方が大きいのでしょう。弊社もよく久万まで木材を積みに行っているのですが、冬場はチェーン規制も多いので、思うように集材が出来ない事も良くありました。また国道33号線は勾配が強いうえに急カーブが続き、冬場はよくトレーラーの横転事故が発生していました。これで少しは木材を積んだ車の横転事故も減るのでは。

 

20120319 4さて、その三坂道路の開通式に弊社の商品が使われることになりました。先日も、大学生のインターンシップの成果として紹介させていただいた、木製マグネット『森のしるし』ですが、同時期にいくつかのイベントに向けて同時進行中でありました。17日の開通式に先んじて、3月10日に記念イベントとして1日だけのサイクリング・イベントが開催されました。この道路は自動車専用道路なので、以後は自転車、原付(当然歩行者も)などの軽車両は通行禁止です。自転車でこの道路を走る事が出来る唯一の機会。

 

20120319 5そのサイクリングの参加者と翌週の開通式で参加者に配布される記念の粗品として弊社の『森のしるし』が採用されたのです!そのデザインはこちら。開通記念プロジェクトの主要メンバーであり、『久万郷』でもいつもお世話になっている二宮悟郎君(二宮醸造社長)が、久万高原町のマスコットキャラクター『ゆりぼう』をあしらったデザインを作成。触感も滑らかでスタンプとの相性もいい愛媛県産の『クロガネモチ』を使用。華やかな開通式で参加者の皆さんに配っていただきました。

 

20120319 6今回1000を超えるご注文をいただきましたが、以前のノウハウがあり短期間で無事完成。この『森のしるし』も端材を利活用していますが、これも【森のかけら】と同じコンセプト。端材を活かさなくては『モッタイナイ』。【森のかけら】よりも更に小さな材料の新たな『出口』として光明が見えてきました!これからはTPOに合わせて、素材の樹種を選択し、台紙にメッセージを添えてパッケージング。メッセージを織り込んだ、1000個単位のナチュラル・ノベルティグッズとしての展開を考えています。




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