森のかけら | 大五木材


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20120822 1本日、愛媛大学にて講師をさせていただきました。といっても今は夏休み、構内も人影はまばらです。一般の学生相手の講義ではなく、「社会教育主事講習」の中の講座です。「社会教育主事講習」とは、社会教育主事の職務を遂行するに必要な専門的知識、技能を修得し、社会教育主事となりうる資格を付与することを目的とした講習で、全国の大学などでプログラムが組まれています。私は1時間半の講義で、与えられたテーマは『民間企業の社会教育活動』・・・!

 

20120822 2テーマは堅そうですが、弊社の取り組みをよく理解されたうえでの講師のお誘いですので、変に格好をつけても仕方ありません。ありのままのリアルな体験を期待(?)されての事と解釈。どういうテーマとでうまく馴染めて切り出せるのが木材という素材です。従来の枠に捉われない『新たな森の出口』を探している私としても、隠れた出口を見つける格好の経験でもあります。県内外の各地から30~50代の方々がおよそ30名お集まりの中、一介の材木屋としては分不相応ながらも講義開始。

 

20120822 3愛媛木材青年協議会時代の『どうぞのいすの活動オレンジ会久万郷えひめイズムなどの異業種との交流、医療分野(2METSボードの開発)や、飲食分野(膳、コースターなど)、大学や行政などなどとの関わり、そしていかにして社会の中で『森の出口』を見つけたのかなどについて、お話させていただきました。講義の内容を整理してみれば、改めてこの数年の商品開発がいかに「非建築分野」を舞台としていたものだったか実感。長年縛り付けられていた『木材=建築材』の呪縛が急速に解けています。

 

20120822 4講義の方は休憩ナシで1時間半喋りっぱなし・・・。この社会教育主事講習の実施計画・講義要項のパンフレットがあって、他の講義内容も読むことが出来るのですが、「教育問題と地域づくり」とか「社会教育施設の経営」、「人権問題と社会教育」などなど難しそうなテーマがズラリ。受講生の皆さん、およそ1ヶ月かけて30幾つかの講義を受けるわけですから結構大変です。そんな中で一服の清涼剤にでもなればという気持ちで肩の力を抜いた講義をさせていただいた・・・つもりですが、果たして?

 

20120822 5以前に「陸前高田の倒壊した松」を使った『陸前高田のしるし』を、愛媛大学のえみかショップで販売していただいている事を紹介させていただきましたが、それ以外にも愛媛大学の高章やロゴマークをあしらった『愛媛大学のしるし』(3種類)も同ショップにて販売していただいています。『陸前高田のしるし』は販売好調で、先日も追加で100数個を納品させていただきました。卒業し材木屋になってから、再びご縁が出来るとは思ってもいなっかった『大学』とこうして繋がりが出来る事こそ『社会教育活動』でなのかも。




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