森のかけら | 大五木材


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昨日もご紹介しましたが、現在西予市宇和町で「木と絵のコラボ展 WOODWOOD ~木のどうぶつたち~」が開催中です。昨日の日曜日、ダイニング・テーブルの納品も兼ねて会場へ。会場は、江戸時代に建てられたという酒蔵を改造して使われている『喫茶・ギャラリー中町・池田屋』さん。実は、【森のかけら】をリニューアルした2008年にも、五十崎の手漉き和紙で㈱りくうさんとのコラボ展をさせていただいた事があり、今回が2度目となるのですが、前回も会場に入る事が出来ずようやく念願が叶いました。

 

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コラボ展といっても実質は、宇和町在住のイラストレーター・上田球乃ちゃんの展示会の趣きです。是非、若い才能の輝きを実際にその目でご覧下さい。開催期間は、5月23日(木)~6月4日(火)で、入場は無料です。私が会場に居た2時間の間にも入れ替わり立ち替わりお客様がお越しいただきました。球乃ちゃんの身内の方やお友達も沢山いらっしゃったようですが、家族や友人に自分の仕事の理解者が多いというのは素晴らしいことです。

 

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「描く」事で生計を立てていくという事は決して生易しいことではないでしょう。 家族・友人知人の誰もが「いいね、いいね!」と言ってくれて満足できて終わりというのはアマチュア。プロはその「いいね」を具体的な商品代という対価に換えてこそ。本人もまだまだ試行錯誤という事ですが、『木』という素材を使った作品づくりは、材木屋としては非常にありがたいし応援しています。表現方法こそ違えど、そういう意味では同じ根を持つものづくりという認識です。こちらの作品は、桧の突き板(厚み1mm以下に薄く削った化粧単板。集成の造作材の化粧面に使います)の端材を活用しているそうです。いろいろな色合いの樹種の素材を使って組み木で作品を作るのを『マーケタリー』と言いますが、球乃ちゃんの場合は単一樹種に着色しているので『マーケタリー』というわけではないでしょうが、これも『森の出口』のひとつ!

 

20130527 4こういう作品づくりもまだまだ始めたばかりという事なので、今後ますます木という素材の事も勉強してもらって、「森の出口」を広げていってもらいたいと思います。材木屋としてついつい直線的な使い方(削る、切る、磨く等)に傾注してしまいがちなので、こういう使い方を見ると改めて気づかされることが多いです。当日、現場納品の一緒に行ってくれた善家雅智君(ZEN FURNITURE君の長男・杢太郎もこの作品に何か感ずるものがあったのでしょうか・・・

 

20130527 5当初予定には無かったのですが、展示会のオープニングイベントとして週末の25日に急遽ライブも開催されました。生憎私は参加できなかったのですが、清家ユカリちゃんが前回の双海に続いて美しい歌声でコラボ展に華を添えていただきました!彼女も宇和在住なので、日曜日にも出てきてくれて再び3人揃い踏み。この前のライブは何かと慌しかったのですが、この日はゆっくりと話をする事ができました。南予でも面白い動きが沢山あるようで、次なるコラボを誓い合ったのです~!




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