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中学生の双子の夏休みの宿題に、地元の偉人を調べるという課題があり、市内にある『秋山兄弟生誕地』に連れて行くことに。実は少し前にも家内が二人を連れてきたのですが、その時の彼ら自身の取材がかなり甘くて、使い物にならんかったようで、改めて再び取材をすることになりました。私は仕事の関係+個人的な趣味もあって、ここには何度か訪れていますが、子どもたちにとってはこういう事でもないとなかなか来ることもないのでいい機会です。
私は熱心な秋山兄弟信奉者でもありませんし、特別詳しいわけでもありませんが、誠実で凛としてその生き方には惚れ惚れさせられます。互いの視線が交わって建てられている兄弟の像を見るだけでも背筋が伸びるような気持ちになります。弟、秋山眞之の胸像の重ねた手の甲を触ると成績がよくなると言われているため、こどもたちも触っていましたが、みんなが触るのでその部分だけすっかり色が変わっていましたが、双子たちにどこまで御利益がありますか。
学校の授業の一環で、地元の偉人を調べるという課題もよく出ているそうで、この夏にも沢山の子供たちがやって来ていたそうですが、愛媛にも偉大な先人たちは沢山いらっしゃいますので、そういう機会に地元の歴史や人物に触れる事はとてもいいことです。昔からなにかあれば、いつでもどこでも「坊ちゃん」が出てきますが、さすがにいつまでもにそればかりに頼ってばかりもいられません。それに最近は夏目漱石を読んでいない子供たちも増えています。
【森のかけら】講座などでも、モミ=『樅の木は残った』(山本周五郎)、ケヤキ=『武蔵野』(国木田独歩)、アスナロ=『あすなろ物語』(井上靖)などの例えを出しても、読んだことの無い人、存在さえ知らないという人が多くて、例えにさえならない始末。イチイの毒性を説明する時に、『ハムレット』(シェークスピア)の中で王の耳にイチイに毒を流し込んで毒殺する場面が・・・と言っても、ハムレットどころかシェークスピアも知らないなんて子も?!
『海』つながりでもうひとつ。我が家から車で10分ほど走ったところに吾妻海岸という場所があります(今は合併して松山市ですが、旧北条市)。穴場の海水浴スポットとして知られているところですが、知っている方は吾妻海岸とは呼びません。誰が名づけたか『モンチッチ海岸』!私が学生時代からそう呼ばれていたと思いますが、その由来を知っている人はいません。まことしやかに囁かれているのは、上空から見ると海岸があのモンチッチの顔のように見えるとか・・・
昔近くでモンチッチという名前のお店があったとか・・・夕暮れともなると恋人たちのデートスポットともされ、夕焼けに佇む恋人たちの姿がおサルさんのように見えるとか・・・まあ都市伝説のような話がいろいろあるようで真意は分かりませんが、今では『モンチッチ海岸』と言えばほとんどの方が認知できるほど浸透していますので、口コミの力は偉大です。そのモンチッチ海岸で、中学生の息子が所属しているサッカー部のなかよしたちで遊ぶことになったので、テント設営のお手伝い。
うちの長男と次女は、男女の二卵性双生児です。性別が異なる双生児を『異性双生児(ミックスツイン)』と呼ぶそうですが、その出生率はおよそ0.4%と言われています。つまり1000人に4人程度の割合。その数を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれでしょうが、双子の親として余計に周辺の双子に意識するの家紋しれませんが、確かに周辺でも双子、三つ子の友人・知人は多くて、息子と娘の通う学校の同学年にも、双子は6組いて、そのうち4組はミックスツインです。
妙なもので、うちの双子の一番の親友も二卵性の男女の双子。しかもそれぞれ同じ部活に入っているのですが、やはり同じ境遇の双子として何か相通ずるものがあるのかもしれません。私の家系には双子がいなかったので、双子の親となった時は不思議な気分でしたが、今となっては1000人4人という確率のもとに生まれた子供たちの親になれたことが誇りに思えるのです。さて、話は戻ってモンチッチなのですが、サルと海の関わりはよく分からないものの、サルと森の関わりと言えば・・・
| 私の住んでいる松山市平田町には、昭和62年に松山市指定天然記念物に指定され、地元の人々から親しまれている立派なカヤ(榧)の木があります。ミカン畑の広がる少し小高い丘の上にあり、町内を見渡せる位置に鎮座ましましている推定樹齢300年の大木です。胸高幹周3.53m、樹高は25mもあり、周辺がミカンなどの灌木ばかりということもあって、国道から見上げても、我関せずとばかりに天に向かって屹立するその孤高な御姿ははっきり分かるほど堂々としたもの。 | ![]() |
『クリエーターズクラブ愛媛(CCE)』の定例会でお話をさせていただいた後は、私の強いリクエストで懇親会を開いていただきました。講演会+懇親会はセットは必須条件。講演させていただいて懇親会がないなんて、折角注いでもらったお酒を味わいもせずにこぼしてしまうようなもの!折角のご縁で知り合ったお方と、酒も酌み交わせずに分かれてしまうなんて何とモッタイナイ!今生の盃一杯で偶然の出会いが必然に変わろうとするのに、それを拒む不届き者になるべからず!
という高邁な理念のもと、デザイン関係の皆様15人と材木屋1人の懇親会がスタート。まわりを見渡せば私が最高齢!・・・複雑な心境でもありますが、それが現実。まあそれにしても正岡昇会長㊧(株式会社シンプル代表取締役)をはじめ、皆さんなんて気持ちのよい素敵なメンバーなことでしょうか!つい数時間前に知り合ったばかりとは思えない親近感で急速接近!相手の心を読み解く事がお仕事の皆さん、さすがです。モノづくりの前にひとづくり、徹底実践されてます。
折角クリエーターの皆様方との交流ですからただ酒を酌み交わすだけではモッタイナイ。皆さんに昼間の話を聴いていただいたうえで、木全般に対するキャッチコピーを考えて下さいとの課題を出して、この場で書き出していただきました。さすがに私も鬼ではないので、ひとりずつ声に出して発表していただくなんて事はやめようと、紙を回して書いてもらっていたのですが、フリーランスライターの四之宮裕二さんは血が騒ぎその場でご自分のコピーを発表して下さいました。
タレントのおすぎ口調で魂のメッセージに感動!おすぎ(杉)を持ってくるあたりに四之宮さんの並々ならぬ決意を感じました。あえてその内容には触れませんが、皆さんコピーの権利はその場で放棄して下さいましたので、折りをみて使わせていただくかもしれません。更に飽きっぽい材木屋を退屈させないために、正岡会長が会員ひとりひとりから木に関する質問コーナーを設けていただき、飲むのも食べるのも忘れてここぞとばかり喋くりまくり、懇親会を独り堪能!
盛りあがった結果、2次会、3次会となだれ込み、久々に翌日喉が痛くなるほど熱く喋らせていただきました。若さに羨ましさや妬みはありませんし、私は若い頃よりも今の方が楽しいと思っているのですが、CCEの皆さんの熱意と創造のパワーには圧倒されました。このエネルギーと『木材』がつながらないなんてあまりにモッタイナイ!デザインの洗礼を受けない木材業界に未来はないが、逆を言えばそこにこそ木の新しい出口がある。恐らく次は講師とは違う立場でお世話になりたいです!CCEに乾杯!
6月の中旬の話なので今更なのですが、愛媛の新進気鋭の若手デザイナーの皆さんで作る『クリエーターズクラブ愛媛(CCE)』という会があるのですが、そこから定例会で木の話をしてもらえないかというありがたいお誘いを受けました。CCE会では定期的に会合を開いていて、デザインに関する方を外部から招いてお話を聴いているのだそうですが、前回の講師が『猛獣使いの行政マン』として名高い我らの藤田雅彦氏。その藤田さんからご紹介、お断りする理由は見当たりません。
また、自宅のすぐ近くにCCEのメンバーである佐竹篤史さんが住んでいらしている事もあって、こんな私(が好き勝手にやらしてもらっても)でよろしければという条件で、なぜに小さな材木屋がデザイナーの皆様の前でデザインについてお話をするなどという無謀をするようになったのかという経緯を、『材木屋の異常な愛情 ~また材木屋はいかにして恐れを捨てデザイナーとつき合うようになったか?~』というタイトルでおよそ2時間好き放題喋らせていただきました。
20数名の方が参加していただき、弊社の狭いショールームで肩を寄せ合いながら話を聴いていただきました。事前に講師案内や内容を告知していただいたうえでの参加という事ですので、嘘でも少しは木の事にも興味があるという人の集まりなわけですから私にとっては完全ホーム。しかもデザインという言葉ってどうにでも拡大解釈できる魔法の調味料ですし、共通言語をお持ちの感度のいい方々ですから、言葉の裏側や含みまで読み取ってくれるはず、という安心感があります!
毎度のことながらついつい調子に乗って本題からかなり脱線もしながらお話をさせていただいたので、私自身は大いに楽しめたのですが、参加された皆さんが楽しめたかどうかは?ですが、こういう考えを持った材木屋もいるという事だけご理解いただければと思います。私が一方的に喋る構成でしたので、参加者の方の『材木屋を見る視点』についてはお聞きできませんでしたが、木はデザイナ-にとっても『使える、使い甲斐のある素材』だという事だけは間違いないようです。
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