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それでは昨日ご案内したように、本日は『第五惑星・JUON』からはるばる地球にやって来た星人(ほしびと)の生態をご紹介しましょう。ひとり目は、地球でいうところの『榎(えのき)』の守護神、『メタリック・ベリー』。紫外線の影響で、モノクロでしかその姿を見せられないのが残念ですが、そのボディは地球には存在しない特殊な金属合金で美しい光沢を放ちます。しかしながら強靭軽量で、軽快に走り回ります。葉をギザギザに刻んだり、自由に影を作れる能力は、名前の語源に由来しているのです。
それでは、そのヤドリギ(宿木)たる榎の話をしましょう。エノキは、ニレ科エノキ属の広葉樹で、高さ20mにもなる高木で、大きなものになるとその直径の2mを超えるというから結構大きなものです。大木になり相応の硬さがあるものの、それほどの強度がないため建築材で使われる事は多くありません。着色すると木目の雰囲気がケヤキによく似ていう事から、大黒柱などにケヤキの代用品として使われる事があります。それよりも器や器具材、家具材などで利用されたものを時々見かけます。
ニレ科の木は立ち木の姿もよく似ていますが、エノキの幹の特徴は「象の足」とも称される横皺(よこじわ)が出来ることです。枝分かれしたと部分などによく現れ、ニレ科の樹種の判別の材料ともされます。このエノキという木は、加工後の「材」としてよりも、森にある「木」とえしてのエピソードが多い木でもあります。まずは、その名前から。エノキの学名であるCeltisという言葉には、「甘い果実をつける木」という意味がありすが、実際に昔は飢饉の際の非常食として重宝されたようです。
それを物語るように、全国各地で飢饉の際にエノキの実や葉までも食料として飢えをしのいだことから、エノキの木が信仰の対象となって奉られている例がいくつも実在しています。城造りの名人と謳われた加藤清正公も、名城・熊本城を築く際には、成長が早く大木になって、樹皮が燃えやすく薪として燃料にも使える事から、篭城への備えてして、城内に多くのエノキやムクノキを植えました。わが松山城にもエノキが植えられていますが、その名残でしょうか。貴重な食料源としてのエノキの一面です。
地球から遥か遠いところにある惑星JUON(ジュオン)は、地球で海にあたる部分がすべて深い森で覆われた木の惑星。広大な森林を育む肥沃な大地の地下には、大量の地下水が溢れている。森には、小さな潅木から高さ100mを超える超高木まで、多様な種類の木々が仲良く共生している。圧倒的な量の森林が生み出す酸素のお陰で、JYONの大気は澄み渡り、酸素マスク並みの高密度で、遥か先の森の葉音や光のゆらめきすらも感じ取る事が出来る。この星は、宇宙の中の『緑の海』。
そこには、たくさんの不思議な虫や鳥などの生物が息づき、互いのテリトリーを侵すことなく、理想的な状態の食物連鎖が互いの命を支えている。個人の財産や利権、私利私欲、ワイロなどという概念は存在せず、おなか一杯になれば、決してそれ以上に無益な狩りは行なわず、傷ついた者には違う種類の者でも手を差し伸べあう。森の生み出す『めぐみ』を皆がわけ隔てなく享受し、その恩恵に感謝し、余った種は自らが土に戻し、翌年のめぐみに備える知恵をみにつけている。
この星で生きとし生けるモノには皆、無駄という事が大嫌いだ。彼らが森からのめぐみを受け取る際に、森の木々たちと交わした協定は、森のめぐみを無駄にしないという事。なのでここでは誰もが『モッタイナイ』の実践者なのだ。この星の生き物に生命を与える森の木は、ただ無言でそこに立ちつくしているのではない。必要があれば、別の姿になって現れ自由に動き回る事も出来る。それぞれの木には、地球でいうところの樹木名の他に、フォレスト・ネームがあり、その木の特徴を体言している。
それはあたかも木の守護神のようなものかもしれない。自分の木に危険が迫った場合や、大切なメッセージを伝えなければならない時など、彼らは擬態して現れる。その能力や特性も、それぞれの木の性質を受け継いでいて、彼らを知ることはJYONの木を知ることでもあるのだ。普段は決して、他の星に訪れることのない彼らだが、深刻な環境破壊が進む地球の現状を危ぶんで、彼らが擬態の姿でこの星にやって来た。彼らが伝えようとしているメッセージとは何なのか?!明日からその謎を探る・・・
先週、木材業界の業界紙・日刊木材新聞で『森のしるし』を取り上げていただきました。以前も『モザイクボード』でも記事を書いていただきましたが、ありがたい事です。住宅資材としての木材流通の動向やひと・もの・ニュースなどに力点を置いた業界誌ですので、どうしても全国の木材相場や大型工場の設備更新などの記事が中心となります。弊社のような零細企業にとっては、正直雲の上のような話ばかりですが、業界の現状を知るには貴重な羅針盤です。
今でこそネットで情報を得る事が当たり前となっていますが、私が業界に入った20数年前には、業界の情報を知るツールとしては業界専門誌に委ねられていました。私自身が全国各地の工場や産地を訪ねる際には、 日刊木材新聞の記事や広告を頼りにさせていただきました。全国の会社を訪ねて、各社のこだわりやものづくりの姿勢などを紹介する『会社探訪』というコーナーがあるのですが、興味のある企業の記事は大切にスクラップして、指針のひとつとして大いに活用させていただきました。
愛媛木材青年協議会に所属していた当時は、年に1回の全国大会や地区大会の他に理事会などが全国各地で開催され、いろいろな木の産地に行く機会が多かったのですが、その際には収集した情報の中から、開催地の近くの工場・会社をピックアップして、1日早く出張して訪問させていただいたりもしました。昔、そんな記事を切り貼りして作ったスクラップブックも数十冊も溜まっています。そんな地味な作業のお陰で、全国の有名企業との距離を随分縮めさせていただきました。
そんな思い出深い業界紙に取り上げていただけるようになったのも、他社とは違うものづくりに舵をきったお陰だと思います。その『森のしるし』ですが、直径46㎜、厚み5㎜のビーチ製の規格サイズの在庫はたっぷりと揃っています。今後は愛媛県産材以外にも、(在庫と樹種特性との兼ね合いにもよりますが)各地域産材を明示した台木の作成(例えば北海道産材による北海道企業のノベルティ商品)や、街路樹の活用、『オフセット・クレジット』も付加していく予定です。どうぞご期待下さい!
★『森のしるし』は、店頭以外ではこちらのコーナーで販売中です!
「森のしるし」から少し脱線しますが、「動物家紋篇」の中でも異彩を放つ『光琳蝙蝠(こうりんこうもり)』についてのサイドストーリー。海外ではコウモリというと、バンパイヤやドラキュラに代表されるように、何か不吉で不気味、死をイメージするようなオドロオドロシイ生き物のようにとらわれがちです。海外には、日本では考えられないような大型で凶暴なコウモリもいるそうなので、私達が夕方に近所で見る小型コウモリから抱くイメージとおよそかけ離れて恐怖感もあるのでしょう。
夏場には会社の傍でも夕方になると、飛ぶ姿をよく見かけますのでコウモリに対して特別な感情はありません。昔から日本においては、害虫を退治して大切な作物を守ってくれる動物とされていて、コウモリに対してネガティブなイメージを抱いている人は多くないと思うのですが、海外の映画やドラマ、雑誌などに出てくるコウモリのイメージが強すぎて、「コウモリ=不吉、不気味」なんてイメージが定着したのは残念な事です。中国においてもコウモリは、幸福を招く縁起のよい生き物とれています。
また、百年以上生きた老鼠がコウモリに生まれ変わるのだろう伝説もあったりするなど、長寿祝福の象徴ともされ、海外からのマイナスイメージが定着するまでは、日本でも縁起のよい生き物のはずなのに、コウモリ文様の家紋が少ないのは不思議です。アニメや漫画の世界では、洋の東西を問わず「黄金バット」㊨や「バットマン」など正義のヒーローのモチーフですが、やはりどこか暗い影が感じられます。コウモリを用いた家紋としては、わずか数点が記録に残っているだけのようです。
家紋としては、唐時代に日本に気化した氏族とされる「山本家」が唯一用いたとされているようですが、私も家紋の商品を作り始めて初めてコウモリ紋の存在を知りました。家紋の中には「光琳」の冠言葉がつくものも数あるのですが、これは17世紀~18世紀に活躍した画家尾形光琳の画風が取り入れられているという事のようですから、この『光琳蝙蝠』も尾形光琳風のデザインという事でしょうか。ポップでキッチュな巨人・尾形光琳の薫陶を受けた『ご縁を招く光琳蝙蝠』、お手もとにおひとついかがでしょうか。
★『森のしるし・動物篇Vol.1』・・・ネット通販では、10種セットのみの販売となります。¥2000(10種)
もったいつけたというよりも、口上のつもりの前置きが長くなり過ぎて書ききれなかっただけです・・・。改めまして『森のしるし』の『戦国家紋』以後の商品について紹介させていただきます。まずは戦国武将の続きを作ろうと思い、次の10人の武将をリストアップ。封入するミニ解説書の関係で、10人単位とさせていただいています。更に調子に乗って、その次とその次まで候補を絞り込んで、既にいくつかは製作済みなのですが、一時も『歴女ブーム』にもやや翳りが見え始めやや不安・・・。
家紋にもバリエーションを持たす意味でも、方向性を変えて第二弾は『動物篇』を選択。個人的には、武将など以外で家紋に動物を使っているのを実際に目にした事はほとんどなかったのですが、実は動物家紋滅茶苦茶数が多くて、しかもそのデザインが秀逸!これは本当に面白いのです!その面白い中からまずは10種セレクト。動物モノというくくりで、なるべくバラエティにしようという事で、相当な数の候補の中の「陸・海・空」から満遍なく選んでみたつもりだったのですが、その結果がこちら。圧倒的に「空」が多い・・・!
どうしても陸上の動物は立ち姿が多くなるため、デザイン的に周囲を丸輪で囲む傾向が強いようで、丸い台に丸い図柄というスタンプ職人泣かせ(中心のわずかなズレがとても目立つのです!)のデザインは本能的に避けてしまったようです・・・。幼少の頃に犬に噛まれたトラウマから、リアル動物はちょっと苦手なんですが、絵の中の動物は大好き(人は皆本質的にはアンバビレントな生き物。ねじれた感情が具合が創作活動の原点になったりもするものです)。戦国武将の勇壮さからいきなりポップアート!
中でもお気に入りは「バットマン」、いや蝙蝠(こうもり)をデザイン化した『光琳蝙蝠』。こういうのってあるんですねえ~。ほとんどの方が新しく創作したデザインでしょう、と尋ねられるぐらい斬新!このマークを見た多くの人が、アメリカのアメコミヒーロー『バットマン』からのパクリでないのか?との疑惑を抱く人もいるでしょうが、その姿から抱くイメージにはかなり温度差があるようです。では『森のしるし』から少し脱線しますが、ちょっと『家紋サイドストーリー』にお付き合い下さい。明日に続く・・・
★『森のしるし・動物篇Vol.1』・・・ネット通販では、10種セットのみの販売となります。¥2000(10種)
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