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昨年末にわが母校・松山大学内で、松山大学法学部法学科の准教授、『プロフェッサー・ 甲斐』こと甲斐朋香先生主導の元に開催された『大人の部活動・炎の十番勝負 第二弾・おとなVS大学生①』。大学生と『おとな』のメンバーによる『異種格闘技戦』でしたが、異種格闘技といえば「プロレスこそが世界最強の格闘技である」ことを証明するために、アントニオ猪木が1976年に赤鬼と恐れられた柔道家のウイリアム・ルスカと戦ったプロレスVS柔道戦がルーツ。その後『熊殺し』ウイリー・ウイリアムス戦まで、猪木は実に様々な格闘家と戦うことになります。
あまりに漫画的な発想に、その後漫画の世界が後追いで様々な異種格闘技モノを描く事になるのですが(個人的には平松伸二先生のリッキー台風がお気に入りであることをつけ加えておきます)、実際の戦いの中で問題となったのはそもそも噛み合うはずの無いルールをお互いが不利にならないような形でどうやって折り合いをつけるかという事。ボクサー相手であればレスラーもグローブをつけるのかつけないのか、柔道家相手であれば胴着を着るのか脱ぐのか等々、元々無理を承知で企画された戦いではあるものの露骨なハンディキャップマッチになっては興醒め。
結局そのあたりの妥協と擦りあわせの中で商業的な『異種格闘技戦』は行われ、マニアの間では相当な不平不満も噴出しながらも、大きな話題を呼びプロレスの凄味、面白さを世間に広めたのですからアントニオ猪木は稀代の名プロデューサーだったと思うのです。それから長い時が流れ、猪木とは一切無縁のここ俳句といで湯の町・松山で、猪木イズムを継承する女戦士・アントニオ甲斐の手により企画された異種格闘技戦。やはりそこでも問題となったのはルールの設定。まだ未成年もいる学生相手に、『おとな』の必殺技であるアルコールが使えないという大問題が露呈!
いや、そうではなくて・・・そもそも『おとなの部活動』とな何ぞや?!学生相手になんのためらいも無く、手加減無しでマジに拳を振り下ろして、完膚(かんぷ)なきまでに心を打ち砕き戦闘意欲を消失させてしまうヒョードルのような大人げない『おとな』達。一体彼らに世間の常識とか思いやりなど通用するのか、そんな『おとな』と拳を交える意味はどこにあるのか?誰もがそんな疑問を抱きながら行われたおとなと学生の戦いは、かつて猪木がそうであったようにお互いが探りを入れあいながらもスタイルの違いから噛み合うことなく試合終了。
異種格闘技戦のルール設定の難しさを強く実感させられることとなったのです。しかしそれは決して無駄ではなかったのです。思い起こせば、かの力道山VS木村政彦戦で、木村を師と仰ぐ大山倍達が力道山のやり口に激昂し、次は俺と戦えと挑戦状を叩きつけたように、この実りの無い戦いと思われた一戦の中から、再戦を願うという声が学生の中で起きたのです。それに涙した(はず)のアントニオ甲斐は、今度は事前のルール作りと試合方法を徹底するために事前の調印式並びにルールの検討会議を開催。そしてここにその会議が開催される事になったのです!風雲急を告げて明日に続く・・・
少し前の話ですが、『おとなの部活動』でいつもお世話になっているスギウラ工房さんの工房に所用でお邪魔させていただきました。一年以上も一緒に活動しているにも関わらず工房にお邪魔するのは初めて。松山、砥部、大洲、宇和、明浜とメンバーが広域にわたっている『おとな』では、各地域で会を開催しておりますが、集合しやすい場所、駐車場、参加人数の関係などもあって必ずしも各企業のオフィスで行っているわけではありません。砥部で会議は工房とは別の場所で行っていたので、以前から工房を覗いてみたかったのです。
所用の目的はいずれ改めてご紹介します。工房には杉浦夫妻が揃っていたのですが、そこには『おとなの部活動』ではついぞ見たことの無いほど真剣な表情で陶器の制作に取り組まれるWスギウラの姿が~!!かなり個性的なキャラクターが集う『おとな』では、それぞれの作る作品よりも、それを作る人間の方が圧倒的に際立ってしまい、本来重要視されなければならない作品がなかなか表に浮き上って来ない事もあって(まあ、それぐらいにキャラが立ってオモシロイという事)互いの作品を冷静に見る機会が多くありませんでした。
まあ我々のような零細企業にとっては、作り手のキャラクターこそがもっとも売るべきネタでありますので、それはそれでいいと思っているのではありますが、シンプルに砥部焼作りに興味もありましたので、忙しそうな中恐縮ながらも少しだけお話を伺いました。スギウラ工房では、「あやや」こと綾さんと「ふみふみ」こと史典氏それぞれ別のコンセプトで作品を作られているのですが、その日は急ぎの仕事が入っていたようでふみふみも健気にあややの作品作りのお手伝いをされていました。なるほどこいうやって作っていのか・・・
土と木という違いこそあれ、決して同じものが出来ない自然素材という共通の根っこを持つモノを原料とする者同士、相通ずるものはあります。ただ私の場合は、ものづくりといっても集材管理とアイデアを出して職人さんなどに作ってもらいストーリーを盛っていくというプロデューサー的な仕事なので、実質的なものづくりとは少し違うので、今まさに自らの手で無から形が生み出されていく瞬間を支配できるというのは相当に羨ましい作業なのです。ものづくりの神が降臨して憑依した時の恍惚の表情は何とも素晴らしいものです。
杉浦さんの工房には様々な作品がところ狭しと並べてあったのですが、その中でも私の好奇心を鷲掴みにしたのが、こちらの『雲を吹く謎の男』。正式な作品名は失念してしまいましたが、厚い唇を尖らせて無表情で一心不乱に息を吹きだしている姿は、雲を吹いているとしか思えません。こちらはふみふみの作品。それまでふみふみの作品は不思議な人形しか知らなかったため、てっきりあの路線1本を貫くストイックな作家なのかと思っていたら、こんな私好みの素敵な作品も手掛けられていらっしゃるではありませんか!雲をも動かす肺活量、この筋肉質の逞しいボディー、そして裸にトランクス一丁という姿に私は確信しました。戦いの前に控室で精神統一して心の中の敵を雲に見立てて吹き飛ばしている男の姿だと!そう、これは間違いなく『雲を吹く孤高のプロレスラー』なのだ!欲しぃ~!!!
『おとなの部活動』の定例会議が市内某所の会議室で開催。国際会議かと見まがうほどの立派な大会議室で、我々少数精鋭を自負するおとなメンバーには分不相応な広さがら、おとなの事情によりこちらの場所で会議が始まりました。各席ごとにマイクまでついていたのですが残念ながら故障中という事で使えませんでした。さてすっかり先月のギフトショーの興奮も冷め、『おとな』たち一行は懲りもせずに新たな陸地を求めて再び舟を漕ぎだすことに。本日はその目的地を探るための大切な会議なのです。
どんな泥船であろうと、乗り込んだ以上は一心不乱に漕ぎ続けどうにかして次の陸地に辿り着くというのが我々『おとな』の身上なのですが、そんな一枚岩の『おとな』の泥船の行く手に立ち込める不穏な雲!なんと、これまで自分大好き、行き先不明、猪突猛進な我々できそこないのわがままな『おとな』を、ある時は飴と甘言で手なずけ、ある時は鞭と虚言でたきつけ、思うがままに操ってきた稀代の猛獣使い・藤田雅彦氏がこの春、やんごとなきおとなの事情によって異動する事になってしまったのです!
春からは現在お勤めの建物から歩いて1分の眼の前の建物にて勤務される事に・・・まあ場所はほとんど変わらないとはいえ、今までのようにデザインに特化したした仕事が出来るわけではないようで、行政の組織に疎い私には崇高な理念は分かりませんが、これで愛媛の企業とデザインを繋ぐ関係は停滞するのではないのかと危惧します。それによって獣たちは野に放たれる事になるわけですが、いずれ慣れ親しんだ匂いを嗅ぎつけて何らかの形でまた猛獣使い元に集う事になると思います。そんな感傷は脇に置いてさて会議、あれ?
そういう割り切りもおとなが身に付けた生きる知恵?さて、会議の主題はほぼ骨格の固まった『えひめのあるくらし』をどこでアウトプットするかという事。おとなの部活動的に言えば、成果を発表する学習発表会であり、他地域の他校との交流も視野に入れた修学旅行にあたるものですから会議も白熱し喧々諤々の議論!今流行りの海外まで候補にはのぼったものの、最終的にはとりあえず国内3か所(県内1、県外2)が内定。詳しい日時や場所などについては、詳細が決まり次第このブログでもご報告させていただきます。
鼻先に美味しそうな餌をぶら下げられると本能の思うままそちらに全力で走りだしてしまう駄目な『おとな』たちですが、それは猛獣使いとのしばしの別れの悲しみを忘れ去るための処世術。ここまで我々を導いてくれた猛獣使いの事を忘れることなどあろうはずもありません。ありませんが、世の中別れはつきもの。『さよならだけが人生だ』の言葉もあります。数年後あなたが返ってきた時にはもう我々は泣き虫の獣ではない事を証明するためにも、心では泣きながらあえて笑顔で言おう、さらば猛獣使い。素敵な妄想をありがとう~!
ギフトショーの第三話。『えひめのあるくらし』ブースには沢山の方がお越しいただきました。企業4社が前半部隊と後半部隊に分かれて会場に常駐して説明する事になり、私は後半の5、6日を担当させていただきました。ブースには国内のいろいろな所から様々な職種の方が一堂に集まって来るので、そういう方とお会いできるのだけでも楽しみです。オーストラリアからのご一行様ともフランクに言葉を交わせるのは『おとな』だから!
『えひめのあるくらし』としては2年目の出展ですが、嬉しいのは昨年お越しいただいて話をさせていただいた方々が今年も訪ねて来て下さったこと。取引のあるバイヤーとしてなら当然の事でしょうが、自分が愛媛出身であるとか、身内が愛媛とつながりがあるからというだけの理由でお越しいただいて楽しく話をさせていただいたのですが、わざわざ今年もブースを探して訪ねてくださったりと「えひめ」の強い結びつきに感謝!
それも、冠に『えひめ』という地域名を掲げた事によるもので、yatcoさんのポンカンの橙色とディフェーザーから香るエッセンシャルオイルの香りに引き寄せられて、故郷あるいは馴染みのあるえひめの看板のもとに、沢山の愛媛出身者の方々がお集まりいただきました。これはやはり命名者たる井上さんのお手柄!さすがでございます。更に今年もチーム郡上八幡㊨の皆さんもご来店、今年こそは交流戦の実行を硬く誓い合いました。
全体のコンセプトを説明させていただいた後は、それぞれの企業が自社商品の事を詳しくお話させていただくスタイルです。出展しておきながら言うのもなんですが、卸取引の開拓を重視していない弊社にとって、ストライクゾーンは極めて小さいのですが、今回は『誕生木』という設定に興味を寄せていただく企業が続出で、今後の展開次第では面白い事になりそうです。やはりこれからは『物語性』を付加する事が最大のポイント。
そういう意味で、日本全国知らない人はいないと思われるほど絶大な認知度を持つ物語性付加値のお手本のような企業のブースに見学に。そこは、かの無敵のヒーロー・ウルトラマンを生み出した円谷プロダクション。一体何の展示かと思ったら、鉄板のネームバリューを使ったコラボ商品やキャラクターリンクなど商品化権のPR。嗚呼、これぞ夢のコラボ!『かけら』怪獣と戦くうウルトラマン、いやウルトラのかけら、そしてそして・・・
『えひめのあるくらし』のコラボ商品『茶器セット』は、愛媛県産山桜の木箱の中に、砥部焼の茶器が収まり、リネンガーゼの風呂敷で包んで持ち運んで、外でお茶を楽しめます。その日の気分に合わせて、甘夏や伊予柑の果皮・果汁に、化学精製のなされていない粗糖・洗双糖を加えて作ったマーマレードもいかがでしょう。白石さんのお眼鏡にもかなったようで、白石さんの部屋を彩るアイテムの1つに加えていただきました。
この取り組みはただコラボ商品を開発するというだけではなく、『白石さん』を通じて愛媛にあるいいもの、面白いものを暮らしに中に取り入れてみませんかというライフスタイルの提案であり、愛媛の方には地元にあるモノ、地元から生まれるモノを見直していただこう。県外の方には知っていただこうというもの。 その茶器セットの実演編の撮影は先にメンバーが集まって行われたのですが、それはまるでコントのような空間の中で始まりました。
リアル白石さんこと井上女史の指導のもと、改良が加えられコントから次第にテレビのCMの撮影風景にまで昇華。実際に使っていただく事で、『おとな』たちが作り上げたモノに物語が加わりました。おとなの部活動は、個性的な異業種の面々が絶妙なバランスで成り立っているのですが、その根っこにあるのはそれぞれの仕事に対する尊敬と配慮。一家言のあるメンバーですが、それぞれの得意分野に対しては絶対に領空侵犯しません。
撮影中もあれこれ外野からヤジは飛ぶものの、最後はきちっと収まるのもそういう線引きがしっかりしているから。そこは「おとなのたしなみ」、遊ぶ時は遊ぶが任された仕事はきっちりと仕上げます。そうして茶器セットとそれを使った『えひめのあるくらし』の撮影も無事終了。ただ各企業の商品を持ち寄った寄せ鍋商品から一歩足を踏み出すことができた気分です。コラボ商品が生まれるのも嬉しいのですが、それ以上に通常であればつながる事の無かった異業種の方々とこうして交わり、語り、もうそれだけで楽しくて面白くてたまりません。
異業種の取り組みとしては目に見える形(結果)を出すこと以上に、自分の仕事ぶりや考え方に共感したり共鳴してもらう理解者(特に同じものづくりの立場の)に出会えることのプラス効果は絶大。それがただのなかよしサロンになってしまっても仕方がありませんが、私の場合は異業種の中で水平展開する事で樹という素材の可能性に触れて、毎回大きなヒントや出口の鍵をいただいているところなのです。「おとな」に栄光あれ!
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