森のかけら | 大五木材


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ひらめきの降臨

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デザイナーと肩書きのつくご職業の方々と一緒に仕事をさせていただくようになって以来、風雅さんとはいろいろな場面でお会いすることが増えました。職種の枠を超えてご活躍中の風雅さんですから、こちらが一歩その世界に足を踏み入れさせていただくとよく出会うのは必然なのですが、まあお顔が広い。いつもお世話になっている佐野さん(エスデザインスタジオとは同じ歳という事で、感覚や感性の周波数も合うのでしょうか。きっとお互いモノが言いやすく、クドクド説明しなくても瞬時に阿吽の呼吸で理解し合える関係なのだと思います。

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工房の壁に、頭がカメラの小さな人形が飾ってありました。おお、思えばこの人形が風雅さんを知るきっかけでした。これは何年か前に『大切な人を写真に撮って次に回そうプロジェクト~ たいせつ人フォトリレー』というイベントがあり、私は木材界の先輩・瀬村兄貴(瀬村製材所)からお話を受けて、カメラを引き継いだのですが、この企画に深く関わられていたのが(発案人?)、風雅さんでした。元を辿っていけば、あの人もこの人も関わったりしていて、人のつながりとは不思議なものです。

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何といっても自分の能力には限界がありますので、いかに幅広いネットワークを持っているかがこの世界で生きていく命の鍵だと思います。妙なもので、ひとつ出会いの歯車が噛み合うと、次から次からご縁が舞い込んできます。これも風雅さんの作品、あの人の口から風雅さんの話、このイベントに風雅さんと・・・。恐らく時が満ちたという知らせでしょうか。工房には面白そうな物がたくさんありました。木材だけではなく紙やら布やら段ボールのようなものやら鉄系もろもろ・・・。

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本当は【森のかけら】を収納する特大サイズのフレームのご相談に来たのですが、気もそぞろに工房内をキョロキョロしてしまいました。何だか『ひらめきが降りてきそうな予感』がします。さまざまな形の額を見ているだけでも美しい。【森のかけら】にも使えないサイズの端材の有効な活かし方という事でいろいろ試行錯誤していますが、ちょっと思考が煮詰まりかけていたのですが、これはありがたいヒントをいただきました!やっぱり自分の引き出しの中だけで探っていても限界があります。「材木屋」というこだわりが強過ぎて、着色に対してかなりの抵抗感を抱いておりましたが、何かを捨てて何かを得る事もあるのだと最近は思うようになりました。作り手のこだわりが、買い手に伝わらなければ意味がないし、伝わるような表現方法を使えばよいという事にも寛容になりつつあります。頭で理解しているのと、実践できるかは別物なのですが・・・。

 

5同じスペックの物がズラーッと揃うという形になぜか心が惹かれる性分なので、それが例え木でなくても異常に欲してしまいます。これは古銭や骨董みたいな物を収集するのが好きだった親父のDNAかもしれません。そういえば、息子もポケモンとかのカードの収集に並々ならぬ情熱を持っているようです。息子のコレクター本能にもいつの日かきっと本格的に火がつく時が来るのでしょう。いろいろな思いで風雅さんをたっぷりと堪能させていただきました!さあ、ひらめきの降臨の予感が致しますぞ。




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